私の愛車はキャラバンマルチベッド仕様。
日産純正でディーラーで購入できる簡易キャンパーとなります。
キャラバンでDIYや車中泊を趣味としての内容を、ズナスケブログで発信しています。
あなたは車中泊を、どこで行いますか?
今回は実際に使っている人も多い「道の駅」での車中泊について深堀していきたいと思います。
いろいろな議論がされていますが、道の駅での車中泊はグレーゾーンとなります。
ほとんどの道の駅のスタンスとしては「道の駅は公共の駐車場で休憩施設のため、宿泊目的のご利用はご遠慮いただいております。」

このことを前提に道の駅での車中泊について深堀考察していきます。
この記事を読むことによって、道の駅での車中泊事情や、車中泊における注意点と快適な旅を楽しむための5つのポイントをご紹介いたします。

公共駐車場でのマナー10カ条
車中泊を行う前提で、必ず守りたいのがマナーです。
マナーとは何でしょう?
日本RV協会では「公共駐車場でのマナー10カ条」を挙げています。
1. 長期滞在を行わない
2. ゴミの不法投棄はしない
3. 発電機の使用には注意を払う
4. キャンプ行為は行わない
5. グレータンクの排水は行わない
6. オフ会の待ち合わせは慎重に
7. 許可なく公共の電源を使用しない
8. トイレ処理は控える
9. 車いすマークの所に駐車しない
10. 無駄なアイドリングはしない
引用 一般社団法人日本RV協会公式サイトより
特にキャンピングカーのオーナーに対しての注意喚起となりますが、一般の車中泊ユーザーであっても基本は一緒です。
全ての利用者ではなく一部の利用者によって、道の駅や公共の駐車場で心無い行為やマナー違反があり、実際に車中泊禁止となっている場所もあります。
近年ではRVパークが利用できる施設が増えていますが、RVパークは有料です。

このような施設ができるきっかけは、車中泊客のマナー違反が背景の一部にあることも事実。
たくさんの迷惑行為があったのだと推測できます・・・
昔、子供の運動会で親がバーベキュー行為をしていたなんてニュースがありましたが、公共の場でバーベキューなんて論外です。
このままでは、無料で気軽に車中泊ができる場所が無くなってしまう可能性もあります。
その様な事にならないようにするため、楽しいバンライフ、車中泊をするうえで、このマナー10カ条を守ることは重要。
その上で、車中泊における注意点と合わせ、快適な旅を楽しむための5つのポイントという形で、ご紹介いたします。
1: 混雑時は利用を控える
道の駅での車中泊をする際には、駐車スペースの確保が重要です。
とは言え、道の駅は観光地やドライブスポットとして人気があり全ての方の公共の共有スペース。
特に人気の道の駅では、時期や時間帯により駐車場が満車になることがあります。
売店の開店前に、車中泊客が多く満車状態になっていて、一般のお客様が入れないなんてことは、迷惑以外の何物でもありません。

人気の道の駅や、混雑時は車中泊を目的とした無理な駐車しようとはせず、別の道の駅やRVパークを利用した車中泊等の方法を考えましょう。
特に混雑の激しい有名な人気の道の駅では、確実に駐車したいのならRVパークの利用した方が無難。

事前に道の駅の公式ウェブサイトや連絡先で、駐車状況を確認することもおススメです。
2: 施設の利用条件を確認
各道の駅によって車中泊の利用条件は異なる場合があります。
例えば、完全に車中泊を禁止している場合や、夜間駐車場利用の制限や一部施設の利用制限があることがあります。
場所によっては、トイレの前は短時間の利用客が優先になってるとこともあり。

その道の駅によっての利用条件を把握し、その指示に従いましょう。
また、道の駅の公式ウェブサイトやブログ、口コミ情報を入手し、制限事項を把握しておくことが重要。
RVパークの利用では、当日も空きがあれば使用できますが、前日までの予約が必要な場合もあるため、予め確認しておくことが望ましいです。
3: 周辺環境の確認
車中泊をする際には、周辺環境の安全性や利便性も考慮する必要があります。
道の駅周辺には、交通量の多い道路や騒音の発生源がある場合もあります。
幹線道路沿いや大型トラックが一緒の道の駅では、小さなお子様は

「外の音がうるさくて眠れない・・・」
なんてことにならないよう、そのような点にも留意し、場所を選定しましょう。
また、夜間の照明や防犯対策が十分になされているかも確認しましょう。
さらに、近隣にコンビニや日帰り温泉などの施設があるかどうかも重要です。
快適な車中泊を過ごすためには、周囲の環境にも注意を払うことが大切です。
RVパークの条件に「15分圏内の近隣に入浴施設があること」と義務付けられているので、RVパークがあれば近隣に必ず温泉施設があるハズです。

もちろん、道の駅併設の温泉施設がある場合もあります。
4: ゴミの処理と環境保全
道の駅だけでなく、サービスエリアも同様で、車中泊では環境への配慮が求められており、ゴミの処理と環境保全には積極的に協力しましょう。
車中泊をする際には、ゴミは基本的に持ち帰りがマナー。

ゴミ箱を利用する場合にも、必ず分別を心がけ適切な場所に廃棄し、環境を汚さないように心掛けましょう。
ゴミを片付けしてくれている人がいるから、快適に利用できるのであって、決して当たり前ではなく感謝の気持ちを持ちましょう。
そんな環境保全に貢献する意識が大切です。
5: 周囲の利用者との共生
道の駅では様々な利用者が訪れますので、車中泊をする際には周囲の利用者との共生を心がけましょう。
くれぐれも周りに迷惑とならないよう配慮することが大切。

とある道の駅のトイレで見かけた張り紙で、ゴミのマナー違反のほか、バーベキューコンロの使用や、電源コンセントを使ってしまうなんて、とんでもないことです。
車中泊をするならポータブル電源は必須。
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歯みがきをトイレの洗面台ですることを、禁止している道の駅もあります。
たしかに、トイレを使用した人の手を洗うスペースなので、歯みがきはマナー違反。

車中泊での歯みがきに有ると便利な簡易シンクのDIYの記事はこちら
夜間は静かに過ごすことが求められる場合もありますので、エンジン音や音楽やテレビの音量に注意し、他の利用者の迷惑とならないよう配慮しましょう。
また、他の車中泊をしている人との交流も楽しむことができますので、コミュニケーションを図る機会を作ってみると良いでしょう。
場合よっては、相互の情報交換や旅のアドバイスを受けることもできます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は道の駅での車中泊事情や、車中泊における注意点と快適な旅を楽しむための5つのポイントをご紹介しました。
日本RV協会では「公共駐車場でのマナー10カ条」を挙げていますが、今回ご紹介した5つのポイントにも通じるところがあります。
基本は、道の駅は公共の場です。
全ての人が気持ちよく使うためにも、車中泊をするのであればマナーを守ることが重要。
トイレも「掃除をしてくれてありがとう」という感謝をもって利用しましょう。
当たり前ですが、掃除をしてくれる人がいるからキレイなトイレが使えるのです。
確かに全ての駐車場をRVパーク化して有料化することにより、マナーの悪い車中泊客を排除することは可能かもしれません。
しかし、現状であればまだ、共存は可能だと思います。
間違えても我が物顔での長期滞在、ゴミのポイ捨てや混雑時も居座るような行動では明日はありません。
また、道の駅では地元の名産品や直売所が併設されています。

積極的に利用し、お世話になった道の駅に還元しましょう。
都内のスーパーより「朝採れ野菜は安くて新鮮」です。
どんどん利用していきましょう。
ライフスタイルは人それぞれ、簡易キャンパーで車中泊や道の駅へ移動し環境を変えた場所でのテレワークは至福のひと時。

マナーを守り共有スペースである道の駅を上手に活用し、楽しいバンライフ車中泊を行っていきましょう。
最後まで読んで下さり有難うございます。
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