車中泊に【どっちを選ぶ?】エコフローとジャックリーポータブル電源

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最近よく聞く「エコフロー」ポータブル電源と、実際に私も車中泊で愛用している「ジャックリー」ポータブル電源、持ち運びにも便利で軽く車中泊にぴったりな500Wクラスのポータブル電源。

「どちらが優れているの?」

「稼働時間はどの位?」

分からないことも多いですよね!

私も思っていました。

今回は、エコフローポータブル電源とジャックリーポータブル電源の能力を、私も使用しているジャックリーJVC「500Wクラス」のポータブル電源と比較してみました。

500Wクラスのポータブル電源は、一泊程度の車中泊であれば私の経験上、最低限必要な容量となります。

この記事を読むことによって、購入を検討されている方の判断材料としていただけたら幸いです。

エコフローはどこの会社?

エコフローはEcoFlowは中国の会社で2017年に深センで設立した比較的新しい会社で正式名称を「正浩创新科技股份有限公司」といいます。

同市に研究開発および事業本部持ち、日本にも販売やアフターセールスの拠点を持っています。

日本法人は「EcoFlow Technology Japan株式会社」

所在地は、 東京都江東区南砂二丁目36番11号 プライムタワー東陽町8階

世界90カ国以上で事業を展開しています。

コスパで選ぶなら「エコフロー」です。

世界最速で充電可能なポータブル電源 【EcoFlow(エコフロー)】 公式通販サイト

キャンペーンも定期的に行われています。

ジャックリーはどこの会社?

ジャックリーはアメリカの会社で「Jackery Inc.」(本社:アメリカ カルフォルニア)が、ポータブル電源、 ソーラーパネルの生産・販売を行っています。

日本にも拠点があり、北米で共同開発をした実績から2008年にJVCブランドをグローバルに展開する映像・音響機器のトップブランドの株式会社JVCケンウッドと業務提携をしています。

日本法人は株式会社JVCケンウッド(英文名:JVCKENWOOD Corporation)

所在地は、神奈川県横浜市神奈川区守屋町三丁目12番地

  • ジャックリー製品には「Jackery」のロゴ
  • JVCの製品には「JVC Powered by Jackery」のロゴ

が記載されています。

また、カラーリングも異なりジャックリーはイメージカラーのオレンジが配色されたデザインになっており、JVCは黒基調にベージュ系の配色になっています。

ジャックリーJVCコラボモデル

基本的にOEM製品なので、パネルが日本語表記に変更されていたり、細かいチューニングの違いや、容量のラインナップの違いがありますが、どちらを選んでもそこまで使い勝手に差はありません。

Jackeryのポータブル電源

価格で選ぶなら「JVC」より「Jackery」のブランドがおススメで定期的にセールが行われており、公式サイトからの注文であれば1年間、無料保証延長を申し込むことが可能で通常の2年+1年で3年間の保証が受けられます。

スペックの比較

私が普段車中泊で使用している500Wクラスの比較で検証を行います。

スペックエコフロージャックリージャックリーJVC
モデル名リバー600ProJackery708BN-RB5C
サイズ(mm)288×185×253300×192×191300×192×193
重量(kg)7.26.86.4
バッテリー3元素リチウムイオンリチウムイオンリチウムイオン
容量(wh)720708518
最大出力(W)120010001000
定格出力(W)600500500
100V3口2口2口
USB3口3口3口
12Vシガーソケット1口1口1口
スペックの比較

私が所有しているのはジャックリーJVCBN-RB5Cモデルで2021年製ですが、500Wクラスに中では既にスペック的に一番下です。

BN-RB5CはJVCコラボモデル

最後発だけあって、エコフロー(EcoFlow RIVER Pro)が同クラスでは最大出力1200W定格出力600Wはジャックリー708を100W上回り、容量も一番多いハイスペックなモデルとなっています。

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充電時間の比較

充電時間エコフロージャックリージャックリーJVC
モデル名リバー600ProJackery708BN-RB5C
AC充電(時間)1.658
DC充電(時間)81316
ソーラーパネル6から12時間11時間9.5時間
電池寿命800回500回500回
充電時間の比較

エコフロー(EcoFlow RIVER Pro)は、充電時間の早さが驚異的!

1.6時間で満充電になります。

私が所有しているJVCケンウッドモデルでは、充電時間9.5時間もかかってしまいます。

これでは

「すぐ出かけたい時でも充電に一晩は必要になります。」

最新機種のジャックリー708でも、かなり短縮されましたが5時間かかります。

エコフローもスペックは高い

バッテリーの寿命も80%までの充電が維持される回数で比較すると

  • エコフローでは800回
  • ジャックリーでは500回

まで維持となります。

この「300回の差は大きいですね!」

ソーラーパネルはオプション品で豊富に種類がありあますし、天候によっても左右されますので参考程度で見て頂けたらと思いますが、やはりエコフロー「条件が良ければ」一番早く充電可能。

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標準付属品

付属品エコフロージャックリージャックリーJVC
モデル名リバー600ProJackery708BN-RB5C
AC充電コード
DC充電コード
ソーラーケーブル××
DC接続ケーブル××
取扱説明書
標準付属品

標準付属品の中にエコフローの場合は、本来オプション品に使用する機器の接続ケーブルが同梱されています。

つまり、オプション品のみ購入すればよいのです。

ジャックリーではソーラーパネルを購入すると、トランスジャックケーブルが同梱されています。

持ち運びにやすいポータブル電源【Jackery】

稼働時間の目安

使用機器エコフロージャックリージャックリーJVC
モデル名リバー600ProJackery708BN-RB5C
容量(wh)720708518
LEDライト(12W)484735
携帯充電(15W)383828
扇風機(30W)191914
電気毛布(60W)9.69.46.9
液晶テレビ(120W)4.84.73.5
ハロゲンライト(200W)2.92.82.1
トラベルクッカー(230W)2.52.51.8
電動工具(400W)1.41.41.0
トースター(600W)1.00.90.7
使用時間の目安(単位:時間)

よりリアルな数字にするため、変換損失も考慮して稼働時間を算出。

ポータブル電源は電力を直流から100Vに変換しています。

つまり使用環境にもよりますが変換ロスが発生するため、変換損失を0.8%と仮定し稼働時間を計算。

使用時間の計算方法

使用時間=容量(Wh)÷消費電力(W)×変換損失(0.8)

600Wのトースターでは、実際に1時間連続で使用することはないと思いますが、ジャックリー708とJVC BN-RB5Cポータブル電源では、変換ロスまで考慮すると1時間使用できないことが分かります。

ロスを考慮しなければ使用出来そうに思えますが、どちらにせよBN-RB5Cでは定格で500Wなので難しいと言えるでしょう。

500Wクラスなら電気毛布が一晩使えて炊飯器の同時使用も可能。

500Wクラスであれば電気毛布が一晩使えます。

実際には、ポータブル電源に使う機器によってマッチングがありますので、ワット数が合っても使用できない機器もあります。

バッテリーを長持ちさせるコツ

ポータブル電源のリチウムイオンバッテリーの寿命を伸ばすコツ

  • 充電中にほかの機器の充電をしない
  • バッテリーの残量を60~80%程度残した状態で保管する

この2点が重要になります。

ポータブル電源の充電中にほかの機器の充電をすると、バッテリーへの負荷が大きいです。

しかし、エコフローポータブル電源であれば、パススルー機能がありますので、充電しながらでも他のデバイスに問題なく給電できるメリットがあります。

エコフローはパススルー機能があり便利

また、バッテリー残量は満充電状態で保管するとバッテリー内部電圧がかかりやすく、逆に少なすぎると過放電状態になってしまいます。

そのため、60~80%のバッテリー残量を残し、保管しておきましょう。

まとめ

どちらを選んだとしても現在、私が使用しているポータブル電源BN-RB5Cより、高性能で長時間の使用が可能です。

実際の車中泊では「もう少し長く使えたらな・・・」なんて思うタイミングもありました。

この2機種なら十分使用できそうです。

つまり別記事でも紹介していますが一晩だけの車中泊なら十分に使用できます。

エコフローポータブル電源は充電の時間は早いですが、車中泊で一晩だけ使う分には一緒です。

長期の車中泊や、電力を使い過ぎた場合には、走行しながら充電が必要で、その場合にはエコフローポータブル電源は、DC充電でもジャックリーよりも早いのでメリットがありますし、RVパーク等で電源を借りる際も、短時間で充電できるメリットは大きいです。

世界最速で充電可能なポータブル電源 【EcoFlow(エコフロー)】 公式通販サイト

結論として

バッテリーの信頼性ではジャックリーが上で、日本のJVCと提携するほど技術が高く、信頼できますメーカーとなります。

両メーカーとも公式サイトからの購入であれば送料無料と2年間の保証が付帯されています。

しかしジャックリーは、さらにプラス1年間延長サービスを行っており、3年間のメーカー保証が付きます。

公式サイトはこちら

Jackeryのポータブル電源

これはメーカーとしても自信の表れでもあります。

  • 「信頼性で選ぶなら、ジャックリーポータブル電源」
  • 「コスパで選ぶなら、エコフローポータブル電源」

と言ったところです。

さあ、あなたもポータブル電源で車中泊での旅を快適にしましょう。

ご拝読有難うございました。

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