私は愛車キャラバンマルチベッド仕様で日頃から車中泊を楽しんでおり、車内での電気にはポータブル電源を使用しています。
ポータブル電源は私も使用しているジャックリーポータブル電源がおススメ!
ポータブル電源は種類が多くどれにしたらよいのか迷ってしまいますよね?
一晩だけの車中泊なら、500Wクラスのポータブル電源で充分です。
500Wクラスであれば軽いので持ち運びにも便利。
それでいて家庭用の100V電源、12Vの直流電源、USBポートも付いているので携帯電話の充電も可能。
夏は扇風機、冬は電気敷毛布、そして車中飯では炊飯器やトラベルクッカーを使用しています。
一年を通じて大活躍のポータブル電源は車中泊やバンライフの強い味方です。
結論から申し上げますと私が愛用している500Wクラスのポータブル電源でも十分です。
私の使用しているモデルは、ジャックリーJVCポータブル電源BN-RB5という機種で、500Wクラスのものになります。
ジャックリーとのコラボ製品なのでJVCケンウッドの国内メーカーとしての保証が2年間付いてきます。
万が一の時は国内にテクニカルサポートセンターがありますので、そこが窓口として対応してくれるので購入後も安心!
そんなポータブル電源のレビューを、実際に1年間車中泊で使用した私の感想とともにお伝えします。
この記事を読むとこんなことが分かります。

500Wクラスでも十分ポータブル電源のススメ
ポータブル電源があるだけで車中泊での快適度が高まり、自由度が広がります。
それが例え「500Wクラスの容量だとしても」です。
- 暑い時には扇風機を回すことも可能です。
- 寒い時には電気毛布が使えます。
- 車内で調理器具を使い料理も可能。
- パソコンを使いテレワークもできます。
- もちろんDIYで電気ドリルやハンダ作業も可能です。
ただ私の経験上、500Wクラスは下限で、これ以下のクラスは存在しますが、車中泊に使うにはスペックが低すぎます。

逆に、容量は大きければ大きいほど良いでしょう。
しかし、スペースの問題、金額の問題があるので、そこは以下を参考にして、実際の使用方法によって判断すればよいと思います。
Jackeryのポータブル電源
スペック比較表
500Wクラスのポータブル電源とは、どのくらいのスペックかを性能比較表を基に検証していきます。
BN-RB5 | BN-RB62C | BN-RB10C | |
容量(mAh) | 144000 | 174000 | 278400 |
容量(Wh) | 518 | 626 | 1002 |
定格出力(W) | 500 | 500 | 1000 |
最大出力(W) | 1000 | 1000 | 2000 |
AC充電時間(h) | 8 | 8.5 | 7.5 |
DC充電時間(h) | 16 | 11 | 14.5 |
サイズ(mm) | 300×192×193 | 300×192×193 | 333×244×234 |
重量(Kg) | 6.4 | 6.5 | 10.9 |
AC出力 | 2口 | 2口 | 3口 |
USB出力 | 3口 | 3口 | 4口 |
DC出力 | 1口 | 1口 | 1口 |
BN-RB5は昨年のモデルではありますが2022年にモデルチェンジしてことによって、私の使用しているモデルは廃番となりBN-RB62Cへ移行しています。
この表のとおりBN-RB62CはBN-RB5の現行モデルで定格出力や最大出力は同等ですが
バッテリー容量が20%増えたのと、充電性能が向上しています。
それでいて重量も100gアップに抑えられており持ち運びやすさもそのままです。
軽量、コンパクトなポータブル電源です。
軽量で片手で楽々持ち運び。
BN-RB62Cのサイズ、「どのくらいコンパクトか?」というと、ペットボトル12本入りのクーラーバックに収まるサイズで、実際果たしも重宝していてスペースの狭いキャラバンナローボディに丁度いいサイズなのです。
実際に、クーラーバックをケースにしてマルチベッド下のスペースにピッタリ収まります。


比較対象として1000Wクラスのポータブル電源も一緒に載せてありますが、実際スペースに余裕があれば欲しいサイズではありますしこのスペックであれば、連泊も可能ですね!
使用時間の目安は?
実際どのくらいの時間使えるの?
BN-RB5 | BN-RB62C | BN-RB10C | |
LEDライト(12W) | 36時間 | 44時間 | 63時間 |
スマホ充電(15W) | 29回 | 35回 | 56回 |
扇風機(30W) | 14時間 | 17時間 | 25時間 |
電気毛布(60W) | 7時間 | 8時間 | 12時間 |
電動工具(400W) | 1時間 | 1時間 | 2時間 |
各機種ごとの使用時間、使用回数の目安は、あくまで計算上の数値なので使用状況によって変動します
実際に使用できる機器の使用時間、使用回数の目安となります。
大前提として、500Wクラスのポータブル電源は500Wの消費電力であれば使用時間は1時間なので1000Wクラスであれば、倍の2時間使用できます。
使用できる機器も選択範囲がグッと広がり、1000Wクラスであれば電気ケトルやワッフルメーカー等も使えます。
しかし車中泊では、例え1000Wクラスでも無駄使いはできません。
できるだけ消費電力の少ない物をチョイスし長く使えるように工夫しましょう。
分かりやすく説明すると100WのLED電球なら、500Wクラスのポータブル電源なら5時間使用可能です。
1000Wクラスであれば10時間使えるのです。
これが、もっと消費電力の少ない15WのLED電球であれば、その差はさらに大きくなり500Wクラスでは36時間に対し1000Wクラスであれば63時間も使えるという大きな差になるのです。
持ち運びにやすいポータブル電源【Jackery】
ポータブル電源を実際に使用してみて
実際に1年間500Wクラスのポータブル電源を使用し私自身が経験したことを実例に挙げ説明します。
冬の車中泊では、電気敷毛布は必須です。
私の使用している電気敷毛布は、消費電力70Wなので7時間持つ計算となり一晩で使い切ります。
使い方は、それだけでなく朝のごはんを炊飯器で炊くので電気の容量を残す配分が必要となるのです。
炊飯器の消費電力は200Wですので、最低でも1/3は残さないと朝ごはんが炊けません、つまり2/3の容量を一晩で消費する配分が必要になるのです。

そのためには電気敷毛布の温度調整の設定温度を「弱」に設定し、消費電力を抑えるのです。

しかし、極寒の車中泊は寒いので温度調整を「強」にすることもあり調整が難しいのです。
つまり極寒での車中泊でも電気敷毛布と寝袋があれば乗り越えられますが、500Wクラスではギリギリで、それだけシビア。
当然、容量が大きければ大きいほどこの配分調整は不要になるので、それこそ1000Wクラスであれば余裕で一晩持ちます。
とはいえ、500Wクラスでも一晩だけの車中泊なら十分使え、当然モデルチェンジ後のBN-RB62Cであれば、20%も容量がアップしているので、このギリギリ「足りるか足りないか」の世界では、かなり大きいことで、それだけでも新モデルは魅力的に映ります。
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まとめ
BN-RB62とBN-RB62CというモデルもありますがCの付くモデルが今回説明したスタンダードモデルです。
値段も少し高めでスペックも少し上で充電時間も早くおススメは今回紹介のBN-RB62Cで、他で調べて安いと思ったらBN-RB62だったなんてことの無いよう注意して下さい。
ソーラーパネル付きのモデルも設定されており、もちろん別売品で後の購入も可能です。
BH-SP68-Cポータブルソーラーパネルこちらは軽量コンパクトタイプ。
ポータブル電源は車中泊やアウトドアだけでなく、一台あれば防災用として災害時にも役立ちます。
夏の停電時には明かりを灯せ、扇風機を回すことも可能ですし、冬ならコタツが使え、さらに携帯電話の充電も可能。
最近では、車内でテレワークにも使用しています。

発電機と違い排気ガスが出ないので屋内で使え音も静か、そんなポータブル電源、あなたの車中泊のお供にいかがでしょうか?
ご拝読ありがとうございました。
持ち運びにやすいポータブル電源【Jackery】
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