キャラバンNV350に乗っていて
エンジンオイルの量や交換時期が分からない
なんて疑問をお持ちでは有りませんか?
NV350キャラバンガソリン車の
エンジンオイル量は4.9Lです。
オイルフィルター交換時は5.2Lです。
この記事を読むことによって、キャラバンのオイルに対しての理解が深まります。
ディーゼルエンジンのオイル量も紹介しています。
是非ご参考にしてください。

オイル量の比較
こちらの表をご覧ください。
種別 | 排気量cc | エンジン型式 | 推奨粘度 | エンジンオイル量 | フィルター交換時 |
ガソリン | 2000 | QR20DE | 0W-20 | 4.9L | 5.2L |
ガソリン | 2500 | QR25DE | 0W-20 | 4.9L | 5.2L |
ディーゼル | 2500 | YD25DDTi | 5W-30 | 7.5L | 7.8L |
結論から申し上げますとガソリン車に関しては、排気量に係らず同じ量「4.9Lのエンジンオイル量」で大丈夫です。
2022年5月ビックマイナーチェンジによってディーゼル車の搭載エンジンが変更になりました。
「三菱製4N16ディーゼルエンジン」
- エンジンオイル量7.0L
- フィルター交換時7.5L
新型ディーゼルエンジンのオイル量となります。

グレードについて
ガソリン車のオイルグレードは日産純正SNストロングセーブX
(API:SN、SAE:0W-20)
APIがSNもしくはSAEで粘度が
0W-20という規格となります。
API規格とはAmerican Petroleum institute
の略でアメリカの石油協会が規定するグレードの事です。
ガソリン車は「S」から始まります。
例SL,SM,SN
ディーゼル車は「C」若しくは「D」から始まります。
例CF、CD、DH-2、DL-1
(SAE:0W-30)
クリーンディーゼル車は最近のキャラバンでは、「D」の付く方DL-1が推奨されて、未燃焼ガスを燃やす装置がついておりこの装置のことを一般的にDPF(Diesel Particulate Filter)と呼んでいます。
DPF付車では定期的な尿素液(アドブルー)の補充が必要となります。
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粘度はSAE規格で決まっており
SAE規格とは
Society of Automotive Engineers
の略でアメリカの自動車技術協会が、規定しています。
例えば0W-20であれば左側が低温粘度となり、数字が低ければ低い程低温に強いオイルとなります。
Wは「冬」Winterのことです。
- 0Wはマイナス35℃
- 5Wはマイナス30℃
- 10Wはマイナス25℃
という気温まで対応。
右側の20が高温粘度となり、こちらは数字が高くなればなる程、高温に強いオイルとなります。
昔のエンジンでは30が主流でしたが、ターボ車などはここの数字が高くなり40や50といった数字になります。
粘度が上がる程硬いオイルになるので、近年の省燃費エンジンでは、より抵抗が少ない20が主流。
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自分で交換するメリットと交換方法
オイル交換はご自分で交換する方法と、ディーラーやカーショップに頼む方法が有ります。
自動車に詳しい方やガレージなど交換場所のある方であれば、ご自分でされるのが一番安心ですし安上がりとなります。
それがご自分で交換する一番のメリットです。
交換手順
①先にエンジンを暖気しておいた方が、オイルがやわらかくなり抜けが良くなります。
②エンジンの真下に潜りこむとドレンボルトが有ります
③地面を汚さないよう廃油受けや、オイルパックなどを準備しておきましょう。
④ドレンボルト緩めるとオイルが排出されます。

⑤キャラバンの場合、注油は助手席のシートを開け、エンジン真上にある注油口より注油します。
以上で交換完了です。
自分で交換した際のデメリット
廃油の処理やエンジンオイルの量によっては、エンジンオイルが余ったり、逆に足りなかったり無駄が出る可能性が有り、オイル保管用の場所も重要で冷暗所が理想です。
そのような環境が無いのであれば、お店ショップにお願いすると良いでしょう。

4.9Lだとよくある4L缶で購入だと足りないし、20L缶だと大きすぎて保管場所が無いので・・・
ガレージでもあればいいのですが、保管場所や交換場所、廃油処理などに不安のある方はショップに任せた方がスマートです。
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交換サイクル
交換サイクルはメーカー推奨だと15000㎞ごと
ハードに使う場合は7500㎞毎と、指定されています。
実際の所は5000㎞、若しくは半年に一度といったところが、一般的であります。
オイルフィルターの交換は、エンジンオイル交換を2回に対し1回の交換が推奨されております。
こう考えると車検毎のオイル交換ではタイミングが遅すぎます。
まとめ
エンジンオイル交換は、こまめにする方が良いのは確かです。
何もしなくでもエンジンオイルは劣化しますし
(オイルが酸素と化合し、酸化したり、エンジン内の水を含み乳化したりします)

長期交換してないオイルだと、スラッジ(スス)が付いてしまいます。
このスラッジが溜まっていくことにより、エンジン内部に壁となってしまいます。
- この壁が剥がれ落ちた時に、配管内を詰まらせたり→油膜切れが発生
- ピストンなどに嚙みこんでしまい→シリンダなどのエンジン内部に傷をつけてしまうこともあります。

長く愛車を乗り続けるのであれば、このような理由から
こまめなオイル交換をおすすめします。
キャラバンの商用車では1年車検なので、最低でも車検時は交換しましょう。
キャラバンNV350ガソリン車では、SN規格の粘度0w-20ですが、ご自分でされる場合は車種や年式やエンジンの種類により使用するオイルは異なりますので、よくご確認の上作業を行ってください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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