毎年、冬の季節になると夏タイヤから
スタッドレスタイヤへの交換って結構大変!
手間がかかり面倒って思ったりしてませんか?
「タイヤ交換の煩わしさからから解放されたい!」
私もずっと思ておりました。
そんなあなたに朗報。
タイヤ交換が不要になるいい方法があります!
その方法とは・・・
「オールシーズンタイヤのすすめ!」
今回は、キャラバンオーナーの私が、商用車4ナンバー車であるNV350キャラバンを
純正タイヤからネクセンオールシーズンタイヤへ入れ替えたため、そのレビューを含め「オールシーズンタイヤ」の魅力をご紹介します。
あなたはタイヤの冬対策をしていますか?
この記事を読むと「いざという時に慌てないで済む」、「履きっぱなしでいい」オールシーズンタイヤへの理解とオススメな理由が分かります。
とにかく面倒くさがりなあなたに「ピッタリなタイヤ」ですよ!

純正タイヤはローテーション不可!?
実はNV350キャラバンの「純正タイヤはローテーション」が出来ません。
いきなり衝撃的な事実ですが
???
となっている方も多いと思います。
実はNV350キャラバン4ナンバー商用車は
「純正タイヤのサイズは同じですが前後の規格が違います」

タイヤサイズ
- フロントタイヤ 195/80R15 103/101LT
- リヤタイヤ 195/80R15 107/105LT
このように後ろの数字が違います。
「PR」プライ数のことで
タイヤ内部のカーカスコードの層
の数を表しています。
つまり荷重強度ということになります。
キャラバン純正タイヤの場合は、前輪が6プライであり、後輪が8プライになっているのです。
最近ではロードインデックスという、上記のような新しい新しい表記になっております。

前輪タイヤ 195/80R15 103/101LT

後輪タイヤ 195/80R15 107/105LT
LTはバン用タイヤの意味で、この表記がないとバン登録の車両は車検に通りません。
(LT規格はライトトラックの略)
つまり貨物車のため、リヤタイヤの耐荷重が大きく設定されているのです。
「勘のいい人はお気付きですね」
そうです「厳密」に言うと純正タイヤは、前後の規格が違うためタイヤの前後ローテーションが出来ません。
(2021年以降のマイナーチェンジ後は「195/80R15 107/105LT」に、前後のタイヤが統一されています。)

通常タイヤの管理としては、片減りや偏摩耗を防止するため、定期的な前後左右の入れ替えをします。
つまり「ローテーション」を行い、各タイヤが均等に減るように調整します。
純正の規格では、この「ローテーション」という作業が行えません。
そこで4本同規格のタイヤに入れ替えました。
私が選んだのは、2020年末に発売した新作タイヤ
キャラバン、ハイエース乗りの方が待望の、バン専用オーシーズンタイヤ
その名も「ベクター ネクセンNブルー 4シーズン」。
このタイヤへ履き替えました。
「バン用」オールシーズンタイヤ
このようなオールシーズンタイヤは、乗用車用では以前より存在しておりましたが、仕事用である商用車規格には存在しておりませんでした。
急な雪のも対応可能な商用車のクルマにこそ、欲しかったタイヤ。
それがバン用オールシーズンタイヤであり、待望の「ネクセンNブルー 4シーズンタイヤ」です。
バンオーナーにとって、発売を待ちわびていたタイヤでした。
ネクセンNブルータイヤは、こちらからでも購入可能。
サイズはもちろん4本同規格
195/80R15 107/105LT
スペックの高い規格の方へ合わせる分には
車検も問題ありません
【EPARK車検】オールシーズンタイヤを選んだ理由
オールシーズンタイヤを、選んだ理由についてお話しします。
私の住んでいる地域は
今シーズンの積雪はゼロでした。
とにかく降るか降らないかも分からない冬の雪に備えての、毎年のスタッドレスタイヤ交換、春に夏タイヤへの交換作業が本当に嫌で手間がかかり面倒・・・
「タイヤ交換の大変な作業を何とかしたい」
「いい解決策は無いか?」
ずっと考えておりました。
このオールシーズンタイヤの発売を知り
『これだ!』とすぐに購入を決意!
当時はバン用オールシーズンタイヤは、このネクセンタイヤのみでしたが最近では、他メーカーからも発売されております。

数年に一度は、まとまった雪が降るけど
『近年はほぼ積雪ゼロが続いている・・・』
『たまにしか雪は降らない・・・』
こんな地域にはうってつけです。

タイヤ性能比較表
路面状態 | ドライ | ウェット | 凍結 | 圧雪 | シャーベット | タイヤ規制 |
Nブルー | ○ | ○ | △ | ○ | ○ | 通行可 |
スタッドレス | △ | △ | ◎ | ◎ | ◎ | 通行可 |
夏タイヤ | ◎ | ◎ | × | × | × | × |
こちらの性能表からも分かるように、ネクセンNブルーオールシーズンタイヤは「ほぼ全ての路面に対応」しております。
言い方を変えれば、どっち付かずな所はありますが、無理な運転さえしなければ十分な性能です。
私が今まで乗っていたミニバンの様に、冬になるとスタッドレスタイヤに毎シーズン履き替えを行う手間が本当に面倒、更にタイヤが大きくなるキャラバンでは考えただけでも大変。
春になればなったで、今度は夏タイヤへの交換作業をしなくては・・・・
このような心配事もネクセンNブルーを履いたなら、今後は交換作業のことを考える必要はありません。
この様な交換作業を考える必要が無く「履き替えなくていい」というオールシーズンタイヤは、非常に魅力。
オールシーズンタイヤの魅力
- 履きっぱなしでいい
- タイヤの保管が不要
- 交換の煩わしさが無い
- 急な雪にも安心
オールシーズンタイヤは、夏の暑い時期はもちろん、冬になっても履き替え不要なところが、最大の魅力。
さらに、履きっぱなしということは、履き替えた方のタイヤの保管場所も必要ありません。
オールシーズンタイヤは、多少の雪、新雪なら問題なく走れます。
タイヤ規制が行われている場合でも、スタッドレスタイヤと同じくスノータイヤマークが付いているので、そのまま通行可能です。

スノーマークの正式名称は「スリーピークマウンテンスノーフレークマーク」といい、厳しい寒冷地で性能を十分に発揮できるタイヤとして、認証された証明となります。
M+Sはマッド&スノーの意味で
M Mudは「泥やぬかるみ」
S Snowは「雪」に対応している証明となります。
ドカ雪等で走行不能の場合に、タイヤチェーンを装着するという前提であれば住んでいる地域によっては、この様な選択肢も有りだと思います。
さすがにドカ雪では、タイヤチェーンを付けても走行できないかも知れませんが・・・
どれだけの走行性能が有るかは、実際のところ分かりませんが今後、積雪路面を走る機会があればそのレビューもしていきたいと思います。
(結局2021年も降りませんでした…)
2022年2月に実際に雪道走行しました。

タイヤ表記の見方
キャラバンでの標準タイヤ
195/80R15の表記について
- 195 タイヤ幅を指します
- 80 タイヤの扁平率を指します
- R 構造記号Rはラジアルタイヤ
- 15 リム径(ホイールのインチサイズ)
扁平率はタイヤ断面幅に対する高さの比率で、扁平率の数字が下がれば下がる程、サイドウォール(タイヤの厚み)が薄くなります。
つまり扁平率の低いタイヤは、タワミが少なくなるのでコーナーでの走行安定性も増しますが、キャラバンはあくまで商用車であり、スポーツ車ではないのであまり扁平率は重視していません。
薄いタイヤは、段差等の路面状況をモロに拾ってしまうので、当然乗り心地も下がります。
よって分厚い80タイヤは耐荷重はもちろん、乗り心地重視のタイヤとなっています。

ロードインデックス(LI)
195/80R15LT 107/105Nの表記について
ロードインデックス(LI)の負荷表示
ロードインデックス(LI) | 負荷能力Kg | ロードインデックス(LI) | 負荷能力Kg |
90 | 600 | 101 | 825 |
91 | 615 | 102 | 850 |
92 | 630 | 103 | 875 |
93 | 650 | 104 | 900 |
94 | 670 | 105 | 925 |
95 | 690 | 106 | 950 |
96 | 710 | 107 | 975 |
97 | 730 | 108 | 1000 |
98 | 750 | 109 | 1030 |
99 | 775 | 110 | 1060 |
100 | 800 | 111 | 1090 |
195/80R15LT107/105N
この数字は一本が支えることのできる最大負荷能力を指します。
この規格のタイヤでは2つ表示されており、107はシングルタイヤ用で、タイヤ1本で支えられる最大負荷能力が、975Kgとなります。
105の方は、ダブルタイヤにした場合の最大負荷能力で、1本で支えられる最大負荷能力が925kgとなります。
キャラバンでは、ダブルタイヤ仕様は存在しないので、シングルタイヤの107の方が基準となります。
貨物車では負荷能力は車検時に重視される表記で検査員の判断によっては、純正タイヤのロードインデックスの同等か、同等以上の性能がないと車検に通らない場合もあります。
ネクセンオールシーズンタイヤは107/105LTと純正タイヤ(フロント103/101LT)以上のスペック
全タイヤ高い方の数値に揃えましたので、その点は安心です。
速度記号について
キャラバンでのロードインデックスの速度記号について
速度記号 | 最高速度 |
L | 120km/h |
M | 130km/h |
N | 140km/h |
Q | 160km/h |
L | 170km/h |
S | 180km/h |
ネクセンタイヤの規格107/105N
N記号のご説明ですが
この記号はロードインデックスで
言うところの「速度表示」となります。
純正標準タイヤはL記号 120km
ネクセンオールシーズンタイヤの
ロードインデックスは
N記号 140kmとなります。
最近では120kmの速度制限で
高速道路実証実験中の
東名自動車道等でも安心ですね。
純正よりも安全性も高くローテーションも可能になり、とにかく履きっぱなしでいいこと、そんな所がこのタイヤの魅力です。
ホイールナットの締め付けトルク
キャラバンのホイールナットの締め付けトルクは108N・m (11kgf・cm)です。
N・mはトルクを表す単位でニュートンメートルといいます。
以前はkgfで呼ばれていましたが現在ではN・mの表記が一般的です。
ナットの径のサイズは21mm。
締め付けはトルクレンチを使うと良いでしょう。
締め付けの偏りを無くし均等にするためナットは対角に締めていきます。
締め過ぎはハブボルトを破損に繋がりますし、逆に締め付けが緩いと脱落の危険あり。
ベルトの初期伸びと一緒で、ナットは走行するうちに緩んでくこともあります。
確認のため100キロほど走行したら必ず増し締めをしましょう。
まとめ
この様にすべての数値で純正タイヤより機能が上回っており、気になるローテーションも、すべて同規格のため前後左右可能、更にはクロスと出来るので個人的にはこの「ネクセン Nブルー4シーズンタイヤ」おススメします!
走行レビューとして
バン用タイヤでも実際に走行しましたが、ロードノイズもそれほど気になりません。
貨物車としてでは無くファミリーカーつまり乗用車として乗るのであれば
空気圧をフロント3.5kpa→3kpa
リヤを4.5kpa→3kpa
に設定してしまえばそれだけでも乗り心地は改善されます。
空気圧調整だけならお金もかかりませんしね!
タイヤ交換はディーラーで行うと
どうしても割高です!

節約志向の方にはネット購入がおススメです!
ネットで購入後お近くのスタンドや
オートバックスで取り付け可能でお手軽です。
TIREHOOD(タイヤウッド)
タイヤ購入&近くのガソリンスタンドで取付できる新サービス【TIREHOOD】
また、タイヤショップエクスチェンジでも、持ち込みタイヤにも対応しているので、インターネット等で購入したタイヤでも交換可能!
名称 | タイヤショップ エクスチェンジ |
所在地 | 埼玉県入間市宮寺2095-8 |
TEL | 04-2937-5296 |
営業時間 | 9時30分から18時30分 |
定休日 | 木曜日(第2、第4水曜日) |
お近くにお住まいの方は相談の価値あり
輸入タイヤ直販店 AUTOWAY
最後まで読んで下さり有難うございます。
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