スペーシアベースは純正車中泊仕様【4ナンバー貨物車】グレードや維持費について

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車中泊を始めてみたい人にとってクルマ選びは重要。

「クルマは大きければ大きいほどいい」それは確かなこと。

しかし駐車場の関係や維持費の問題でハードルを下げたいのであれば、軽自動車という選択肢もあります。

そこでスズキが販売している「車中泊仕様車」スペーシアベースはいかがでしょう?

キャラバンやハイエースじゃデカすぎる・・・

維持費の安い簡易キャンパーが欲しい!

シングルor多くても2人車中泊

スペーシアベースは、そのような方にピッタリなクルマ。

車中泊入門用にスペーシアベースは最適

この記事を読むことによって、スペーシアベースについての理解が深まります。

車両価格や維持費も含め検証していますので、購入を考えている人にとって有益な記事となるでしょう。

スペーシアベース「BASE」は4ナンバー

スペーシアベースは見た目が「カスタム」顔なので、軽乗用車に見えますが、実は「4ナンバー」の貨物車登録車。

スペーシアベースは4ナンバー車

150万円で【簡易キャンパー】仕様が購入できるのは大きな魅力。

スペーシアベースは、車中泊に特化した実に尖った仕様で遊び心満載。

グレードはGFXFの2種類から選択可能。

上級グレードはXFになります

グレード価格(円)
スペーシアベースGF 2WD1,471,800
スペーシアベースGF 4WD1,595,000
スペーシアベースXF 2WD1,624,700
スペーシアベースXF 4WD1,744,600
スペーシアベース価格表

全方位モニター用カメラパッケージ装着車は46,200円高。

ピュアホワイトパール塗装車は27,500円高となります。

グレード別標準装備

標準装備GFグレードXFグレード
マルチボード
防汚ラゲッジフロア
LEDヘッドライト
フォグランプ
スズキセーフティサポート
車速オートドアロック
電動格納ドアミラー
SRSサイドエアバック
プッシュスタート
フルオートエアコン
UVカットガラス
ロールサンシェード
ルーフレール×
クルーズコントロール×
運転席側オートスライドドア×
オーバーヘッドシェルフ×
USB電源ソケットオプション
運転席・助手席シートヒーター4WDのみ
スペーシアベースのグレード別オプション

基本的にどちらのグレードを選択しても、貨物車登録でありながら乗用者の装備

オーバーヘッドシェルフはXFグレードに標準装備

グレードの価格差が152,900円あるので、ルーフレールやクルーズコントロールの必要性で考えると良いでしょう。

XFグレードはクルーズコントロール付

運転席側のオートスライドドアは、個人的には無くてもいいかもと思います。

実際の車中泊でも深夜にオートスライドドアの作動音は、意外と周りに響くので迷惑。

リアのクォーターポケットは車中泊に便利

助手席側であれば子供の送り迎えに、あってもいいかとも思いますが、4ナンバー車のため後部座席はあまりにも狭く、非常用といったところ・・・

ヘッドレストもなく長距離には向かない後部座席

このことからスペーシアベースは、ソロ車中泊or2人車中泊用と割り切りが必要で、ファミリーカーとして使うには、あまりおススメできないところが本音。

また、スズキセーフティサポートとは衝突被害軽減ブレーキ付き車を指します。

フロントはデュアルカメラでブレーキをサポートしリアはソナーにより後退時のブレーキ補助を行います。

リアソナーは踏み間違えにも有効

踏み間違え時の強い味方。

エンジンについて

スペーシアベースのエンジンスペック

エンジン型式R06A型
種類水冷4サイクル
排気量0.66L
最高出力KW/PS38/52
変速機CVT
スペーシアベースのエンジンスペック

スペーシアベースへ搭載のエンジン設定は、自然吸気エンジンのみ。

つまり、ターボ車の設定はありません。

そのようなことからも、あると便利かもしれませんが

非力なエンジンにクルーズコントロールは必要かどうか、そもそも高速道路を使うかどうか?

グレード選びは使用方法に応じて選択

といったことからグレード選択を考えた方がいいかも知れませんね。

高速をそれほど使わず、のんびりと下道メインのクルマ旅をするのであれば私は、あえてクルーズコントロールの必要性は感じられません。

燃費性能

燃費(km/L)GF/XF
WLTCモード21.2
市街地モード19.4
郊外モード22.1
高速道路モード21.5
スペーシアベースのWLTCモードによる燃費

郊外モードでの計測が一番燃費の数値が良く、高速道路ではノンターボなのでエンジンを回すこともあり燃費が少し落ちてしまう傾向があります。

しかし総じて20Km/Lと燃費性能自体は良いのが、燃料価格が高騰している今日では、財布にやさしい優等生。

軽は燃費が良いのが嬉しい

私の愛車であるキャラバンは7km/L前後といった燃費なので・・・

ボディサイズ

ボディ寸法スペーシアベース
全長(単位mm)3395
全幅(単位mm)1475
全高(単位mm)1785
スペーシアベースのボディ寸法

ボディサイズは軽の規格を最大限生かしています。

1BOXのようなキャブオーバータイプではないので、エンジンはフロント部分のボンネット内にあります。

スペーシアベースは乗り降りしやすい

このため、乗車位置も低いこともあり乗り降りもしやすく女性の方にも運転しやすい

荷室寸法とマルチボード

荷室寸法スペーシアベース
全長(単位mm)1205
全幅(単位mm)1245
全高(単位mm)1220
スペーシアベースの荷室寸法

貨物車なので荷室寸法となります。

最大積載量は200kg

貨物車のため最大積載量の表示

このスペースを生かすため、全車標準装備になっている「マルチボード」が役立ちます。

マルチボードでデスクモード

マルチボードの寸法は685mm×11320mmあり4つのアレンジモードがあります。

  • 上段モードでデスクとして使う
  • 中断モードで荷物を分割して使う
  • 下段モードで車中泊ベッドとして使う
  • 縦置きで前後分割モードで積み荷を重視して使う

4人乗りであってもスペーシアベースは、ソロor2人までの車中泊に特化した仕様。

マルチボードの高さは3段階に調節可能

マルチボードを使えばベッドスペースが簡単に作れます。

下段でベッドモード

室内空間は全ての座席を倒すことで、最大2030mmというスペースが生まれます。

しかし、段差は残るのでマットを敷くか段差解消マットを使う必要性はあります。

装着時は跳ね上がらないようハメ込まれています

マットは荷重移動によって跳ね上がったりしないように、スライドさせてハメ込み固定されるので外れることはありません

スペーシアベースのベッドモードはこちらのYouTubeショートでご覧になれます

4ナンバーと5ナンバーの維持費比較

4ナンバー車は5ナンバー車と比べ維持費はどうなるのでしょう?

ここでは条件を同じにするため24ヶ月で比較しています。

軽乗用車の法定費用(24ヶ月)

項目金額(円)
軽自動車税21,600
自賠責保険17,540
重量税6,600
合計45,740
軽乗用車5ナンバー車24ヶ月の維持費

軽乗用車の軽自動車税は年額10,800円×2年=21,600円

軽貨物車の法定費用(24ヶ月)

項目金額(円)
軽自動車税10,000
自賠責保険17,540
重量税6,600
合計34,140
軽貨物車4ナンバー車24ヶ月の維持費

軽貨物自動車の自動車税は年額5,000円×2年=10,000円

5ナンバーと4ナンバーの差金額(円)
24ヶ月差額11,600
軽5ナンバーと4ナンバー維持費の差

法定費用は24ヶ月だと4ナンバーの貨物車の方が11,600円割安となります。

しかし、新車で購入した場合軽乗用車は初回の車検が3年目となりますが、4ナンバーの貨物車は2年目となります。

スペーシアベースは貨物車扱い

その後は、5ナンバーも4ナンバーも関係なく2年ごとの車検サイクル

キャラバンやハイエースでは、4ナンバーの貨物車は毎年車検なので、軽貨物車の2年車検はメリットが大きい。

まとめ

いかがでしたか?

4ナンバーの軽貨物車は維持費も安く、魅力的。

車検も2年サイクルなのが嬉しい。

スペーシアベースは、軽乗用車ベースのため乗りやすく装備も充実しています。

スペーシアベースは、車中泊を始めてみたいと考えているビギナーにとっておススメな一台。

マルチボードで車中泊の楽しみが広がります

DIY不要でベッドモードやテーブルモードが簡単にできる設定なので、快適な車中泊ができることでしょう。

ただ、最低でもプライバシー保護のためにカーテンやサンシェード等の目隠しは必要。

さらに、快適な車中泊をするうえで、1500Wが使える外部電源のオプション設定はありますが、オートキャンプ場やRVパーク以外での車中泊を想定し、ポータブル電源を積んでおくと良いでしょう。

車中泊にはポータブル電源が必須アイテム

ポータブル電源の容量は、個人的には1泊程度の車中泊であれば500Wクラスで十分です。

持ち運びにやすいポータブル電源【Jackery】

さあ、あなたもスペーシアベースで車中泊、バンライフを始めてみませんか?

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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