2021年にガソリン車、2022年にディーゼルに相次いでモデルチェンジを行い、それまでの「NV350キャラバン」から、「キャラバンへ」進化?を遂げたわけですが(原点回帰かも・・・)
それまで最上級グレードであった、私が所有している2021年モデルのプレミアムGXの上に、マイナーチェンジ後はグランドプレミアムGXが新設定されました。
現行モデルのプレミアムGXとマイナーチェンジ前のプレミアムGXの違いと、グランドプレミアムGXの比較を、実際に所有しているオーナー目線で検証します。
これからキャラバンマルチベッド仕様を購入し、車中泊、バンライフを始めようと思っていて、どちらのグレードにしたら良いかを迷っている方には参考になると思います。
この記事を読むと、従来のグレードと新しく設定されたグレードとの違いが分かります。

プレミアムGX標準装備の比較
私が所有している車種はⅡ型(当時は後期型)の最終モデル、「プレミアムGXのアーバンクロム」で、最上級グレードになります。
旧プレミアムGX | アーバンクロムPGX | 新プレミアムGX | グランドプレミアムGX | |
LEDヘッドランプ | × | 〇 | × | 〇 |
フォグランプLED | × | × | × | 〇 |
両側オートクロージャー | 〇 | 〇 | × | 〇 |
4スピーカー | × | 〇 | × | 〇 |
オートエアコン | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
本革ステアリング | × | × | × | 〇 |
ダーククロムメッキ装飾 | × | 〇 | × | 〇 |
運転席エアバック | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
助手席エアバック | × | × | 〇 | 〇 |
全方位支援システム | × | × | 〇 | 〇 |
標識検知等安全支援 | × | × | 〇 | 〇 |
スパイナルシート | × | × | 〇 | 〇 |
7速オートマチック | × | × | 〇 | 〇 |
- プレミアムGXとグランドプレミアムGXの大きな違いはLEDランプの標準装備と本革巻ステアリング、ダーククロムメッキ装飾、両側スライドドアオートクロージャーです。
- マイナーチェンジ後は、両側エアバック等の安全装備や、疲れにくいスパイナルシート等の快適装備が追加され、全方位支援システムや各支援システムが充実しました。
- この表から、グランドプレミアムGXはダーククロムメッキ装飾を使いマイナーチェンジ前のプレミアムGXアーバンクロムの進化系であることが分かります。

主な標準装備は
- オートエアコン
- リヤヒーター
- リヤクーラー
- アラウンドビューモニター
- インテリジェントプッシュスターターキー
これらは全車標準装備です。
全方位支援システムは私も欲しかった装備で、納車早々にリアテールランプを割ってしまい、バックソナーを後付けしたほどです。

キャラバンはボディが長く、アラウンドビューモニターだけではまだ不十分で、いざという時に警告音とブレーキが作動してくれるのはありがたい装備です。
とくに夜の雨の日に効果絶大です。

マルチベッド仕様の価格
- プレミアムGX ガソリン2WD 3,517,800円
- プレミアムGX ディーゼル2WD 4,185,500円
- グランドプレミアムGX ガソリン2WD 3,713,600円
- グランドプレミアムGX ディーゼル2WD 4,381,300円
- プレミアムGX ディーゼル4WD 4,488,000円
- グランドプレミアムGX ディーゼル4WD 4,683,800円
キャラバンマルチベッド仕様は、ナローボディのプレミアムGXとグランドプレミアムGXの両方に、設定されています。
簡易キャンパーですので、全て4ナンバー商用車登録となります。
乗車定員は5名、4WDモデルの設定もあります。
ナローボディのサイズは全長×全幅×全高 4695mm×1695mm×1990mmとなります。

どちらを選択したらいい?
プレミアムGXとグランドプレミアムGXどちらにしたら良いのでしょう?
「私個人の意見としては、全方位支援システムも付いているので、プレミアムGXで十分だと思います。」
理由を申しますと、ガソリン2WDを例に考えていきましょう。

ガソリン車のプレミアムGXとグランドプレミアムGXの価格差は約200,000円になります。
LEDヘッドランプやフォグランプLED、4スピーカーは後付けが可能です。
しかし、本革巻ステアリングやダーククロムメッキ装飾は後付けできません、細かい所ですとシートもグランドプレミアムGXは合皮を使用しています。

この価格差をどう考えるかですが、私ならプレミアムGXをベースにしてオプション設定にある助手席側ワンタッチオートスライドドアの装着をおススメします。
価格は187,000円と高価ですが、ワンタッチオートスライドドアも後付けはできない装備なので、購入時にぜひ付けましょう。
キャラバンはボディは大きく、スライドドアも重いので小さなお子さんでは開けられません。
また、坂道での開閉では不意に閉まるので危険です。
オートスライドドアであれば運転席から操作が可能で、挟み込み防止機構付いているので安心です。
本来であれば両側のワンタッチオートスライドドアが欲しい装備ですが、助手席側にあるだけでも子供の駅への送迎等で使えて重宝します。
大きなボディは、助手席側に回るだけでも面倒ですよね!

本革巻ステアリングは高級感も出ますし、フィット感が違うので、ご自身の判断で選択して欲しい装備を付ければいいのですが、もしこの200,000円という価格差で何を取ればいいのか?
となった場合には、迷わずワンタッチオートスライドドアをおススメします。

もちろんワンタッチボタンだけでなく、リモコンでの操作も可能ですので、重い荷物を一人で積むときは非常に助かります。
ここで注意が必要で、ワンタッチオートスライドドア付車を選択すると助手席側の小窓は無くなってしまいます。
マルチベッド仕様
マルチベッド仕様は床張りと、ベッドキットが標準装備。
ベッド寸法は1760mm×1510mmの寸法で厚みが5cmの簡易ベッドとなります。

マルチベットという名称通りマルチに使え通常のベッドモードの他
- ベッドモードの他に真ん中のマットを外しベンチスタイル。
- 片方のベンチを跳ね上げれば片側ベンチモードで自転車も載せられます。
- 両側を跳ね上げれば積載モードになり大型の家電製品や家具も、お持ち帰り可能。
テーブルはオプション設定となりますが、小さいので私は社外品をおススメします。
まとめ
キャラバンマルチベッド仕様はベース車両からすると500,000円高となります。
キャンピングカーを購入するとなるとハードルが上がってしまいますが、プラス500,000円で簡易キャンパー仕様が買えると思えば安く感じませんか?

ディーラーで購入できるのも安心感の一つですね!
簡易キャンパーなので、キャンピングカーの様な豪華装備はありませんが、マルチベットがあるだけで気分が違います。
購入したその日から車中泊も可能で、旅先で寝てこれるというのは、特に子供が喜びます。
観光地行って、帰りの時間を気にせず、近くの温泉施設を利用し、車内で寝ることが可能というのは、遊びの世界が広がります。

車に常設ベッドがあるのは、特に小さなお子様がいればそれだけで喜びます。
おむつ替えも楽ですしね!
当ブログは子連れでの車中泊を推奨しております。
「車中泊を通じて子供と親の絆が深まり、家族が幸せになってもらいたい」そんなコンテンツを提供しています。
さあ、キャラバンマルチベッド仕様で車中泊、バンライフを始めましょう。
最後まで読んで下さりありがとうございます。
中古車という選択もあり。

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