深夜割引の上手な活用！菖蒲PAで【仮眠車中泊】車中泊「むさしの村」の旅

私の愛車はキャラバンマルチベッド仕様、車中泊を趣味としています。

今回は、家族で埼玉県加須市にある「むさしの村」に行くため、埼玉県久喜市にある菖蒲パーキングエリアで仮眠泊をしながら楽しんでまいりました。

仮眠泊をする目的は、渋滞回避と深夜割引の適用の2点にあります。

ゴールデンウイークや年末年始、お盆休みなどでは近年では「休日割引」が適用されておりません。

そんな時は深夜割引を利用すれば、お得に旅をすることが可能。

この記事を読むことによって、菖蒲パーキングエリアでの車中泊事情やむさしの村の様子が分かります。

子連れでの遊びプランを考えているパパさんに必見の内容です。

菖蒲パーキングエリア

名称	菖蒲（しょうぶ）パーキングエリア
所在地	埼玉県久喜市菖蒲町下栢間
ＴＥＬ	0428-87-0765
駐車場	普通車用68台　　障害者用2台　　大型車用35台
売店営業時間	7時00分から21時00分
定休日	年中無休

内回りも外回りも同じパーキングエリアを利用するユニークな構造。

駐車場は別ですが、どちらも同じ台数が駐車可能。

パーキングエリアには珍しい24時間利用可能なガソリンスタンドも併設されています。

県道12号線を使えば、一般道からも利用することが可能。

売店内にはフードコートにショッピングコーナーまであり、お土産も購入できます。

圏央道開通に伴い2015年にオープンしたパーキングエリアなので、施設は新しくトイレもきれい。

菖蒲パーキング車中泊事情

菖蒲パーキングでの車中泊事情について、実際は問題なく車中泊できるパーキングではありますが、わがもの顔での車中泊はおススメしません。

パーキングエリアやサービスエリアの車中泊に対するスタンスは

「駐車場は休憩施設のため、宿泊目的のご利用はご遠慮いただいております。」

といったところ・・・

つまり、目的が宿泊ではなく休憩のための仮眠であればＯＫということになります。

このようなスタンスで利用するのであれば、無用なトラブルに巻き込まれることはないでしょう。

どちらにしても、今後は5時以降に高速道路上に居ては「深夜割引」が適用されなくなります。

以前は0時～4時までに「入る」or「出る」で適用されましたが、2024年4月に高速道路の深夜割引についての改定があり、22時～5時と長い時間になりました。

しかし、今後はこの時間内に走行した分のみしか割引の対象になりませんので、サービスエリアやパーキングエリアでの車中泊は仮眠車中泊として、5時前には高速道路を下りて目的地の駐車場ｏｒ近くの道の駅で休むと良いでしょう。

公共駐車場でのマナー10カ条

また、公共駐車場では仮眠であっても「車中泊マナー」にも注意しましょう。

車中泊を行う前提で、必ず守りたいのがマナーです。

マナーとは何でしょう？

日本RV協会では「公共駐車場でのマナー10カ条」を挙げています。

公共駐車場でのマナー10カ条

長期滞在を行わない

ゴミの不法投棄はしない

発電機の使用には注意を払う

キャンプ行為は行わない

グレータンクの排水は行わない

オフ会の待ち合わせは慎重に

許可なく公共の電源を使用しない

トイレ処理は控える

車いすマークの所に駐車しない

無駄なアイドリングはしない

引用　一般社団法人日本RV協会公式サイトより

特にキャンピングカーのオーナーに対しての注意喚起となりますが、一般の車中泊ユーザーであっても基本は一緒です。

全ての利用者ではなく一部の利用者によって、道の駅や公共の駐車場で心無い行為やマナー違反があり、実際に車中泊禁止となっている場所もあります。

近年ではRVパークが利用できる施設が増えていますが、RVパークは有料です。

このままでは無料で車中泊ができる場所が無くなってしまう可能性もあります。

その様な事にならないようにするため、楽しいバンライフ、車中泊をするうえで、このマナー10カ条を守ることは重要。

車中飯

車中泊の楽しみの一つに車中飯があります。

車中飯にはポータブル電源と炊飯器があると便利。

このポータブル電源と2合炊き炊飯器を使い炊き込みご飯を作ります。

ストレートタイプの炊き込みご飯の素を使いお手軽に調理。

1時間ほどで炊きあがるので、逆算してスイッチを入れると良いでしょう。

車中飯を行うメリットは節約効果が高いことや、売店が開く前でも食事がとれてしまうことにあります。

このような車中泊スタイルは、高速道路代の節約や渋滞の回避というメリットだけでなく近くで朝ごはんを済まし、遊園地へ向かうことが可能な相乗効果があります。

また、遊園地等では再入場も可能なので休憩ついでに車中飯という方法もあり自由度が高い。

むさしの村

名称	むさしの村
所在地	埼玉県加須市志多見1700-1
ＴＥＬ	0480-61-4126
駐車場	普通車/１日　700円　　1500台
入園料金	中学生～/1,200円　3歳～小学生/650円　65歳～650円
入園料+フリーパス	中学生～/3,200円　3歳～小学生/2,600円　65歳～2,600円
乗物フリーパス	中学生～/2,700円　3歳～小学生/2,300円　65歳～2,300円
営業時間	9時30分から16時00分（季節により17時）
定休日	毎週水曜日

「むさしの村」は、東北自動車道の加須インターチェンジから、国道125号線を使い車で20分の場所にある遊園地。

駐車場はたくさんありますが、安いのは近くの民間貸しだと１日/500円～位からあります。

「むさしの村」専用駐車場は１日/700円となります。

JAF会員であれば入園料大人200円の優待割引が受けられます。

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3歳未満は無料なので、入場料を使いステージショーを見たり、ふれあい動物を「見るだけ」といった利用も可能。

もちろん、親の付き添いがあれば0歳から乗れるアトラクションもたくさんあります。

また、基本的に小さなお子様向け遊園地なので子連れで十分楽しめますし、有料ですがポニーの乗馬体験もできます。

開園55年を歴史がありパパ、ママやおじいちゃん、おばあちゃんにとっても、どこか懐かしさを覚える遊園地。

本当にまっ平な遊園地なのでベビーカーも楽ちんです。

園内にお弁当を持ち込むのならワンタッチで拡げられる「ピクニックテント」があるといいですよ！

小さなお子様であれば昼寝にも便利。

アトラクションは全部で22種類ありますが7つ以上のアトラクションを利用するのであれば、フリーパスを購入した方が得になります。

「むさしの村」は、我が家も子供が小さい時から利用していました。

また、むさしの村はJAが出資しグループ会社が運営している全国でも珍しい遊園地。

そのため遊園地なのに、わくわくファームが隣接しており、敷地内から出入り可能で四季を通し、野菜や果物の収穫体験もできます。

収穫体験は当日申し込みが可能で、開園と同時にファミリー館のフロントで受付しています。

まとめ

いかがでしたか？

むさしの村は小さなお子様からおじいちゃん、おばあちゃんまで老若男女楽しめる遊園地。

それには、高速道路の深夜割引を上手に活用しお得に旅をしましょう。

高速道路の深夜割引は2024年4月より改正があり

今までは0時～4時までに「入る」or「出る」をした場合に30％の割引が適用でしたが、2024年4月より適用する時間帯の幅が広がりました。

しかし、変更後は22時～5時と、その時間内に通行した分のみ適用となります。

大型トラックの2024年問題を前提とした改定で、400キロを超える長距離においてはさらに割引率が上がり距離に応じ40％～50％と距離が延びるほど割引額が大きくなっていきます。

つまり高速道路では朝の5時前に出ないと割引が適用されないことから、サービスエリアやパーキングエリアでは仮眠車中泊程度として、深夜のうちに目的の場所へ移動し5時前には高速道路を出てしまい目的地の駐車場、若しくは近くの道の駅で、車中泊や車中飯を行う方法が良いでしょう。

さあ、あなたも楽しい車中泊、バンライフを始めてみませんか？

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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