サービスエリアやパーキングエリアは車中泊可能?実は「グレーゾーン」注意点を解説

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私の愛車はキャラバンマルチベッド仕様、車中泊を趣味としています。

近年、サービスエリアやパーキングエリアでの車中泊が注目を集めていますが、サービスエリアやパーキングエリアでの車中泊行為については問題ないのでしょうか?

実は「グレーゾーン」です。

場所によっては禁止しているところもあります。

無用なトラブルを避けるために、法的な規制や注意点について正確な知識を持つことが重要。

本記事では、サービスエリアやパーキングエリアでの車中泊について解説し、安全かつ法的に問題のない範囲での車中泊を行うためのポイントについてご紹介します。

車中泊はマナーが重要

手始めにサービスエリアで車中泊をしてみたいと考えているあなたにとって有益な内容となるでしょう。

車中泊の魅力

車中泊の人気の背景には、近年のコロナウィルスが流行したことをきっかけに増加した経緯があります。

コロナウィルスで3密の徹底

「3蜜」の徹底から、アウトドア人気が高まり、その流れから他人との接触が少ない車中泊に興味を持つ人が植えました。

その車中泊の魅力についてポイントを3つ挙げます。

魅力その1 自由度の高い旅行スタイル

車中泊はキャンプやアウトドア活動と組み合わせることで、旅行の自由度が向上します。

車中泊+アウトドアが楽しい

夏はバーベキューや海水浴、冬であればスキー場での仮眠や着替えにもクルマは重宝します。

魅力その2 経済的メリット

車中泊では宿はクルマなので、ホテルや宿泊施設を利用せず宿泊費を節約できるため、旅行費用を抑えることができます。

チェックアウトも関係なし

また、チェックインやチェックアウトといった時間に縛られないこともメリット。

魅力その3 車中飯のメリット

コロナウィルスによって外食産業が大きなダメージを受けました。

外で外食を控えたい状況にあって、車内で調理して食事ができる環境は感染リスクが減らせることが大きなメリット。

車中飯は車中泊の楽しみ

もちろん節約効果も高い。

車中泊はグレーゾーン

サービスエリアやパーキングエリアでの車中泊は、許可されているエリアと禁止されているエリアがあります。

車中泊禁止のサービスエリアやパーキングあり

道の駅も同様に一部では車中泊が許可されていますが、一方で禁止されている場所もあります。

グレーゾーンとは、法律で明確に規定されていない部分や、解釈が難しい箇所を指し、特定のサービスエリアで車中泊が明示的に禁止されていないが、深夜の駐車禁止の看板がある場合など曖昧なところも多い。

このように、車中泊に関しては各地の自治体や地域や施設ごとに、方針やルールが異なります。

このことから車中泊は「グレーゾーン」と言えます。

では、どのように車中泊したらよいのでしょうか?

公共駐車場のマナーの詳細と具体例を以下のように示します。

公共駐車場でのマナー10カ条

車中泊を行う前提で、必ず守りたいのがマナーです。

マナーとは何でしょう?

日本RV協会では「公共駐車場でのマナー10カ条」を挙げています。

長期滞在を行わない

ゴミの不法投棄はしない

発電機の使用には注意を払う

キャンプ行為は行わない

グレータンクの排水は行わない

オフ会の待ち合わせは慎重に

許可なく公共の電源を使用しない

トイレ処理は控える

車いすマークの所に駐車しない

無駄なアイドリングはしない

引用 一般社団法人日本RV協会公式サイトより

特にキャンピングカーのオーナーに対しての注意喚起となりますが、公共駐車場を利用する一般の車中泊ユーザーであっても基本は一緒。

全ての利用者ではなく一部の利用者によって、サービスエリア及びパーキングエリアでの車中泊、更には道の駅や公共の駐車場で心無い行為やマナー違反が横行している実態があります。

一部のマナー違反の影響でこのような張り紙が・・・

そして、そのことが原因となり実際に、車中泊禁止となってしまった場所もあります。

近年ではRVパークが利用できる施設が増えていますが、RVパークは有料。

RVパークは有料の車中泊スペース

このままでは無料で車中泊ができる場所が無くなってしまう可能性もあり。

その様な事にならないようにするため、楽しいバンライフ、車中泊をするうえで、このマナー10カ条を守ることは重要。

車中泊の注意点

サービスエリアやパーキングエリアでの車中泊の注意点は、公共駐車場でのマナー10カ条を心に留めながら車中泊を行うことがトラブル回避につながります。

車中泊マナーを守りましょう

さすがに車中泊ビギナーであれば、クルマはキャンピングカーではないのでグレータンクの処理はないと思いますが、その他について基本は一緒で他人へ迷惑をかける行為をしてはいけません。

例えば周辺環境への配慮として騒音やごみの排出を最小限に抑える必要性もありますし、夜間に音楽やエンジンをかけることは近隣住民への迷惑行為になります。

安全面においては、サービスエリアなどの24時間使用可能な施設では夜間でも人出が多いため、窃盗や犯罪に巻き込まれる可能性も低いのですが、反対に夜間全く人の気配のない駐車場では、犯罪に巻き込まれないように注意が必要。

ルールは地域や自治体により異なる

また、法的なリスクと罰則に関しては、例えば車中泊が禁止されているエリアでの違法な駐車や、無断駐車禁止エリアでの違法車中泊に処罰があり、規制違反には罰金等の処罰の可能性があります。

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まとめ

いかがでしたか?

サービスエリアやパーキングエリアは公共の駐車場。

そして、このような場所での車中泊は「グレーゾーン」とされています。

マナーを守り楽しみましょう

本記事では、安全かつ法的に問題のない車中泊を行うためのポイントを紹介しましたが、車中泊場所での看板等の注意書きを再確認し、安心して車中泊を楽しみましょう。

当然ですが、禁止されている場所であれば決して車中泊をしてはいけません。

また、仮眠車中泊についても周りの迷惑とならないよう配慮して行いましょう。

2024年には高速道路の深夜割引のルールが改正されました。

この法改正は車中泊で、深夜割引を適用させたい人にとっては「仮眠車中泊」の推奨となります。

仮眠車中泊の推奨

以前は0時~4時までに「入る」or「出る」で深夜割引が適用されましたが、2024年4月の改定後は、22時~5時と長い時間に適用されます。

しかし、今後はこの時間に走行した分のみしか割引の対象になりませんので、サービスエリアやパーキングエリアでの車中泊は仮眠車中泊として、5時前には高速道路を下りて目的地の駐車場or近くの道の駅で休むと良いでしょう。

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そうすれば、朝の混む時間帯には、高速道路から降りているので誰の迷惑にもなりません。

最近は、魅力的なサービスエリアやパーキングエリアも数多くオープンし、観光地化がますます進んできます。

朝は騒がしくなり、場所によってはガードマンもたくさんいるのでせわしない。

場合によって朝は混雑しトイレも長蛇の列になります。

であれば、サービスエリアやパーキングエリアは仮眠車中泊と割り切り、朝5時には高速道路を降りるようスケジュールを組んで、上手に深夜割引を適用させ節約しながら旅をしていきましょう。

最後まで読んで下さりありがとうございます。

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