キャラバンのガソリン車は今が買い時です。
新車で購入できなくなる日が、もう何年後かに来ています。
ディーラーでこんな案内を見かけました。
ご存じですか!
「東京都は2030年」までに「国としては2035年」までにガソリン車の新車販売を禁止し、EV化又はe-POWERつまりハイブリッド車のみの販売

つまり将来的に純ガソリン車の販売は、禁止となる案内でした。

純ガソリン車は今が買い時
私はキャラバンのマルチベッド仕様のガソリン車を所有していますが、こんな楽しいクルマが無くなってしまうなんて・・・
縦置きエンジンレイアウトに昔ながらのリア駆動、エンジンをかけた瞬間から最近のFF車とは違うファンが回っている音がスカイラインやシルビア等の懐かしいエンジンを連想させます。
「純粋な100%ガソリン車に乗るのであれば今が買い時です。」

逆に、この案内を見て思ってしまいました。
セレナのS-ハイブリッド
時代はエコの時代かもしれませんが、私も今まで歴代セレナを、C25~C27と乗り換えてきました。
買い替える度に機能も良くなり、自動運転が付いたりと進化を目のあたりにしてきましたが、それと同時に余計な物まで付いてくるようになりました。

C27セレナではS-ハイブリッド車という、通常のバッテリーの他ハイブリッド車の規格をクリアするために付けられた、ほとんどアシストもしない小型モーターとそれに付随したバッテリーが付いてきて、メーカー推奨ではこのバッテリーについて2~3年での交換を勧められました。
このセレナのバッテリーは片方の交換も可能ですが、どちらか一方のバッテリーが劣化しただけで、エンジンがかからなくなります。
つまり、セルモーターの方のメインバッテリーが元気でもサブ側のどうでもいいバッテリーが劣化しても、エンジンがかからなくなってしまうので、両方一片の交換が望ましいとのこと・・・
「ほとんど詐欺だ・・・」
「ホントにエコなの?」
少なくても財布にはエコではありません。
ガソリン代が少し浮いたところで、2~3年に一度のバッテリー交換が発生してしまうのであれば、2個同時でのバッテリー交換は10万円程の費用となりますので、かえって割高です。
アイドリングストップや、ほとんど作動していないモーターアシストで節約できた燃料代なんて微々たるものです。
それに対してかかるバッテリー代は異常に高く感じました。
バッテリーは1つで十分です。
とある旧車イベントにて
先日、知り合いに呼ばれ、「とある旧車イベント」に立ち寄らせていただいたのですが。
非常に良い経験をさせてもらいました。
3代目ハコスカや4代目のケンメリもズラリ・・・

日産の名車スカイラインGT-Rや、日産と合併する前のプリンス自動車もありました。
日産はこのエンジンが欲しくてプリンスと合併し、日産プリンスとなりそしてついにGT-Rが誕生し、その後、破竹の50連勝を達成したんだなと・・・

その後、時代は流れ1989年に32GT-Rが発売され、33GT-R、34GT-R、35GT-Rへと進化していったんですよね。
しみじみ感じてしまいました。
初代が1969年ですから、すでに50年も前のエンジンと車体ですが、どれも快調でキレイに維持されており、会場では純ガソリンエンジン独特の「いい音」と「いい匂い」が充満しておりました。
「やっぱガソリン車いいなぁ」と再認識。
年配者の方も多く、昔のナンバーから見て分かるようにずっと好きで乗り続けているんだなと、感動すら覚えてしまいました。
「好きな車に乗り続ける」これこそが本当の「エコ」だと感じました。
オーナーの方に話を伺うと、この頃のエンジンは構造が単純でシンプルで直しやすい、コンピューターを多く積んでいる今のクルマは、ハーネスやセンサー類の耐久性がそこまでないので、50年は乗れないだろうと・・・

現代のクルマも所有してますが、最近のクルマは快適だけど全く興味はないそうです。
今となっては旧車がブームで価格も高騰しておりますが、みなさんは、それより前に購入しており、手放すつもりもないそうです。
「当時だって高かったよ!でも一生懸命働いて買ったんだ」
なんて笑って言ってました。

現代のクルマの様にパワステも無ければ、エアコンも無い、パワーウィンドウも無い、安全装備もエアバックも無い・・・
でも十分満足していて、この当時の車には現代の車にはない自分が運転操作する楽しさがあります。
人馬一体という言葉がありますが、この人たちはきっとこの車との生活が体の一部なんですよね!そんな印象を受けました。
この旧車イベントは心も温まり、私にとっても非常にいい経験でした。
好きな車に長く乗る事こそがエコ
確かにセレナでは、最新のプロパイロットによる運転の補助機能や、カーテンエアバック等の安全面も考慮されたミニバンは確かに魅力的でした。
しかしモデルチェンジのタイミングも早く新型が出るたびに買い替えを勧められるのも、少々うんざりしておりました。
私はキャラバンを購入したことによって、初めて長く乗りたいと思う車に出会えた気がします。
キャラバンも最近のクルマでは当たり前の装備、プロパイロットはもちろんオートクルーズすらありません、リヤはエアコンではなくクーラーで、温度調整もないのです。
もちろんエコの代名詞「アイドリングストップや補助モーター」もありません。
そんな最新の装備は付いてないクルマですが、やはり今の車にはない運転する楽しさがあり、十分に満足しております。
マニュアル車ではないオートマ車ですが、最近のCVTと違い、加速とタコメーターの数値が合致しているので、運転していて楽しいです。

キャラバンQR20DEは直列4気筒の1998ccで130PSというエンジンで、シルビア等のスポーツ車に搭載されていたSRエンジンの後継として開発され、2004年からブルーバードやプメーラに載せていたエンジンで歴史も定評もあります。
燃費はあまりよくありませんがよく回るエンジンで、エンジン音も車体に似合わず意外とスポーティです。
そんな100%エンジン車がついに無くなってしまうと考えると内燃機好きにはとても寂しく感じます。
私もこのキャラバンに関しては、少しでも長く乗り続けていきたいと思いました。
好きな車に長く乗り続けることこそが本当のエコです。
まとめ
キャラバンはもとより、自動車業界ではハイブリット化がどんどん進んでおり、100%ガソリンの車両は徐々に少なくなってきていますが、今ならまだ乗れます。
もちろん中古車も流通しています。
将来はこういった純ガソリン車の中古車も、価格が高騰してしまうかもしれません。
現にスポーツ車では海外でも日本車の需要が高く、日本車の中古スポーツ車の価格高騰という異常な現象が起きています。

ハイブリッド車ならまだしもバッテリー交換が高額となるEV車では、こうなるとは到底思えませんし、インフラの整っていない海外の発展途上国では需要も無くなってしまうのでは?
それくらい日本のガソリン車は優秀なんですよね!
「とにかく頑丈で壊れにくい」
そんな世界に認められているガソリン車を「販売禁止」としてしまうのは、いくら時代の流れとは言えもったいないですよね。
とにかく、純ガソリン車に乗るなら、買うなら今がチャンスです。
あなたも好きな車には長く乗ってみませんか?
ご拝読ありがとうございました。

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