私の愛車はキャラバンマルチベッド仕様。
日産のディーラーで購入可能な簡易キャンパーです。
簡易キャンパーのため、床張りとベッドキットのみが標準装備されたシンプルな仕様。
そのため新車価格+50万円という入門用にピッタリ。

しかし、架装部分にエアコンの無い簡易キャンパーでは、真夏の車中泊は難しいのが実情。
熱帯夜では、とても暑くて寝ることができません。
そんな夏の車中泊は雨の日であれば、夜も涼しくおススメ。
今回は静岡県小山町にある「道の駅ふじおやま」で、真夏の雨の日車中泊をしてきたのでレビューします。
車中泊の旅を検討されているのであれば、ぜひ参考にしてくだされば幸いです。

道の駅ふじおやま
名称 | 道の駅 ふじおやま |
所在地 | 静岡県駿東郡小山町用沢72番地2 |
TEL | 0550-76-5258 |
駐車場 | 普通車用63台 障害者用2台 大型車用42台 |
売店営業時間 | 7時00分から20時00分 |
定休日 | 年中無休 |
道の駅ふじおやまは、2004年にオープンした静岡県の北東端に位置する国道246号線沿いの道の駅。
新東名自動車道新御殿場ICより9分、東名高速道路足柄スマートICから11分。

晴れていれば目の前に富士山を眺めることができる道の駅。
施設は観光案内所や地場産品直売所、お土産売店、レストラン「ふじおやま」があります。

観光案内所、テイクアウトコーナーの「ほっとスタンド金太郎」に分かれています。
「ほっとスタンド金太郎」で、金太郎バーガーを購入し息子と食べました。

敷地も広く、天気が良ければベンチに座ってのんびりできたことでしょう。

名水「金太郎の水」は誰でも無料で飲めます。
顔を洗い試飲しましたが、夏でも冷たくて美味しかったです。

この水は後で、ちゃっかり車中飯にも利用。
ここ「道の駅ふじおやま」は静岡県ですが、前回訪れた神奈川県の「道の駅足柄金太郎のふるさと」にもアクセスできる立地で、足柄山を中心とした金太郎発祥の地でもあります。
金太郎ベーカリー
名称 | 金太郎ベーカリー |
所在地 | 静岡県駿東郡小山町用沢56番地1 |
TEL | 0550-76-6660 |
営業時間 | 10時00分から14時00分 |
道を挟んだ反対側の段下に金太郎ベーカリーがあり、そこが第2駐車場となります。
駐車場が満車だったり混んでいる場合は、ここの金太郎ベーカリーを目指し第2駐車場に止めた方が無難。

こちらも24時間利用可能で、階段があるのでそれほど遠くありません。
金太郎ベーカリーは人気の手作りパン屋さん。
焼き立てパンは、道の駅内でも販売していますが、こちらでも直売しています。
道の駅ふじおやまの車中泊事情
「道の駅ふじおやま」は、比較的車中泊のしやすい道の駅。
「車中泊お断り」の看板は特にないので全く問題なさそうですが、基本的に道の駅のような公共の駐車場での車中泊はグレーゾーン。

がっつり車中泊ではなく仮眠車中泊までとしておきましょう。
24時間利用可能なトイレは、2004年開業のため20年前のトイレなので少し古い感じですが、それでも大きく使いやすい。

大型車も多く、夜中にエンジンをかけているトラックもありますが、大型車と普通車に分けられているので騒音はそれほど気になりません。

売店も7時からと朝早くから営業しているので便利。
夜20時まで営業している道の駅も少ないです。
雨の日車中泊のメリット
雨の日車中泊であれば、真夏でもポータブル電源と扇風機さえあれば車中泊が可能。

実は雨の日車中泊は、人気のスポットであっても比較的、空いていることもメリット。
雨の日はバイクが少ないので、朝方バイクのマフラーの音で目を覚ますこともありません。
知らないうちにバイクだらけでは、特に子供は、びっくりします。
湿気が多いので、喉が乾燥しやすい人にはおススメです。
持ち運びにやすいポータブル電源【Jackery】
雨の日車中泊のデメリット
子連れでは、トイレ近くの駐車場がベストですが臭いが気になることも・・・
(ちなみに道の駅ふじおやまは、トイレの臭いは気になりませんでした)

場所によりトイレが遠くても臭いもなく、またトッラクなどの騒音の無い静かな方が、車中泊には良いかも知れません。
車内の湿気が溜まりやすいので、窓もびっしょり・・・
カビの原因となるので車中泊後はよく除湿をしましょう。
夏であれば、翌日が晴れれば「あっという間」に乾きます。
あとは水たまりに注意です!(特に夜は見えづらい)
車中飯はタケルくん
車中飯は、無料で提供されている名水「金太郎の水」を利用し12V炊飯器「タケルくん」で、ご飯を炊きました。

タケルくんはシガーソケットがあればご飯が炊ける優れもの!
持ち運びにやすいポータブル電源【Jackery】
もちろんポータブル電源でも使用えます。
マッチングもあるようですが、私が愛用している500Wクラスのジャックリーポータブル電源でも使用可能でした。

炊飯に使用した「金太郎の水」は、地下130mからポンプで汲み上げられている富士山系のバナジウム天然水。
品名 | タケルくん |
型式 | JR-001 |
電源 | 12V |
消費電力 | 110W |
重量 | 592g |
寸法(mm) | 155×160×140 |
タケルくんの炊飯方法
例 : 1合炊く場合
- 米は1合=150g
- 1合に対し水を200mlほど入れます(お好みにより前後)
- 操作は簡単で、セットしたら炊飯ボタンを押すだけ
- 炊飯を押す→緑ランプ点灯
- 炊き上がり保温→赤ランプ点灯
- 30くらいで保温に切り替わり、そこから10分ほど蒸らしたら出来上がり。
1.5合炊きましたが、男2人であれば十分の量。
ご飯は白飯とレトルトカレーなのでシンプルだけど、車内で食べるご飯はまた格別。

「ほっとスタンド金太郎」で「みしまコロッケ」がテイクアウトできるので、コロッケもトッピング・・・

美味しくいただきました。
まとめ
いかがでしたか?
小学生の時から一緒に車中泊の旅をしている息子も、今では高校生となりました。

しかし、嬉しいことに相変わらず私の趣味に付き合ってくれています。
そんな息子との貴重な時間も、あと何度できるか分かりませんが、車中泊に来なくなるまでは誘ってみようと思っています。
キャラバンマルチベッド仕様は、大人2人でも楽に寝られるベッドサイズが魅力。
夏の車中泊でしたが雨の日を狙っていったので、むっさ苦しい男同士(笑)でも、扇風機を回しながらで充分快眠ができました。
しかし、やはり真夏の車中泊では扇風機は必須。

そんな「道の駅ふじおやま」は、車中泊におススメな道の駅。
富士山が眺められるといったロケーションも良く、のんびりできる道の駅で、レストランやお土産屋さんも充実しています。
金太郎ベーカリーは、見ているだけでテンションの上がる女性に人気の観光スポット。
今度は妻とも来てみようと思います。
さあ、あなたもキャラバンでバンライフ車中泊の旅を始めてみませんか?
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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