私の愛車はキャラバンマルチベッド仕様の簡易キャンパー。
車中泊の旅を趣味としています。
今回の車中泊スポットは、【道の駅龍勢会館で車中泊】し、おがの化石館を見学、化石館近くの【ようばけ】で化石掘りをしてきました。

その時の様子を詳しくご紹介します。
この記事を読むことによって道の駅龍勢会館の様子や、おがの化石館近くのようばけでの化石堀りスポットのことが分かります。
夏休みの思い出にお子様に、リアルな化石採集体験をさせてあげてませんか?
道の駅 龍勢会館
名称 | 道の駅 龍勢会館 |
所在地 | 埼玉県秩父市吉田久長32番地 |
TEL | 0494-77-1555(龍勢茶屋直売所) |
駐車場 | 普通車用74台 障害者用3台 大型9台 |
直売所営業時間 | 9時00分から17時00分 |
レストラン | 11時00分から17時00分 |
定休日 | 火曜日、年末年始 |
道の駅龍勢会館は、山々に囲まれた自然豊かなロケーションが最高です。
訪れるだけで、美しい風景や豊かな自然を楽しむことができますよ!
龍勢茶屋直売所には地元産品の農産物直売所などがあり、お土産や地域の特産品を購入可能。

その他、龍勢会館や秩父事件資料館等のスポットが敷地内にあり観光を満喫することができます。
また、龍勢茶屋はレストラン(にぐるまやダイニング)が併設されています。

道の駅龍勢会館での車中泊事情
道の駅龍勢会館での車中泊は、特にお断りの掲示版もありませんので問題なく行えます。
このような道の駅は貴重なので、引き続きマナーを守って車中泊を行いましょう。

24時間利用可能なトイレは、道を挟んだ反対側にあります。
こちらも駐車場となっていますので、小さなお子様がいるなら車中泊はトイレ側の駐車場で行うと良いでしょう。

トイレ側駐車場であれば県道を、お子様が渡る必要性が無くなるので親としても安心。
県道37号線皆野両神荒川線沿いではありますが、夜中はほとんどクルマが通りません。
時折、トラックの音が聞こえますが、個人的にはそれほど気にならないレベルです。
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朝方の散歩が心地よく、静かな環境で空気のきれいな場所で車中箔をしたいならロケーションも良いのでおススメな場所です。

夏は熱帯夜でなければ夜も過ごしやすいのですが、日が昇るとあっという間に車内が暑くなります。こういった所が、簡易キャンパーの辛いところです・・・

対策としては、あらかじめ日が昇った時に日陰になる位置に駐車するという良いでしょう。
これで少しでも車内の気温上昇が抑えられます。
ポータブル電源があると夏は扇風機、冬は電気敷毛布が使えるので便利。
EcoFlow(エコフロー)
龍勢会館
名称 | 龍勢会館 |
所在地 | 埼玉県秩父市吉田久長32番地 |
TEL | 0494-77-0333 |
営業時間 | 9時00分から16時30分 |
入場料金 | 高校生以上大人350円 小中学生200円 未就学児無料 |
定休日 | 火曜日、年末年始 |
道の駅も名前と一緒で紛らわしいのですが、道の駅龍勢会館には龍勢会館という施設が併設されており、ここでは毎年10月の第2日曜日に行われる椋神社例大祭(むくじんじゃ)に手作りロケットを奉納しているという歴史が学べます。

この手作りロケットを「龍勢」と呼び「国重要無形民俗文化財」に指定されています。

龍勢会館では150インチモニターで「龍勢」の制作や大祭の映像を見られ実物模型を観覧することができます。

大人350円ですが、JAF割引優待施設になっておりますので50円の割引を受けることができます。つまり300円ということですね!
秩父事件資料館
名称 | 井上伝蔵邸 |
所在地 | 埼玉県秩父市吉田久長32番地 |
営業時間 | 9時00分から16時30分 |
入場料金 | 高校生以上大人200円 小中学生100円 未就学児無料 |
定休日 | 火曜日、年末年始 |
秩父事件資料館、井上伝蔵邸は映画「草の乱」で復元された建物。

秩父事件とは1884年(明治17年)に発生した乱で、政府に対して税金の延納、減税を求めた埼玉県秩父郡の農民を中心とした武装蜂起事件。

当時は世界的な不況といった背景もあり、政府の弾圧も激しく困窮した農民らは自由民権運動の組織を結成。
下吉田へ集結し会計長の井上伝蔵以下、2大隊という編成を取り、数千人規模の組織として武装し高利貸しの金融会社を襲撃。警察とも10月31日~11月9日にわたり交戦したが、最終的に多数の犠牲者を出しつつも軍によって制圧されたという事件。
2004年の事件発生120年をきっかけに映画化され、その当時の撮影衣装や小道具が、秩父事件資料館では展示されています。

こちらの施設も大人200円ですが、JAF割引優待施設になっておりますので50円の割引を受けることができます。
つまりJAF会員であれば150円ということですね!
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名称 | おがの化石館 |
所在地 | 埼玉県秩父郡小鹿野町下小小鹿野453番地 |
TEL | 0494-75-4179 |
駐車場 | 普通車用15台 |
営業時間 | 9時00分から17時00分(入館16時30分まで) |
入場料金 | 高校生以上大人300円 小中学生200円 未就学児無料 |
定休日 | 火曜日、年末年始 |

おがの化石館では秩父地域の化石はもちろん、小鹿野町から出土した埼玉の奇獣パレオパラドキシアの化石やジオパーク秩父内で発見の新種化石である秩父クジラの化石も展示。

パレオパラドキシアはなぜ埼玉の奇獣と呼ばれたのでしょうか?
パレオパラドキシアは、今から1500万年前の秩父周辺に生息していました。
今だに謎が多く、名前の由来は歯の形から分類されたのですが、パレオ(昔の)パラドキシア(矛盾した)生き物として命名された経緯があります。
1876年、アメリカカリフォルニアで発見された一本の臼歯が始まりで、当時は海牛類なのか単孔類なのかも分かりませんでしたが、現在で束柱類に属されています。
束柱類とは、哺乳類束柱類と呼ばれ海苔巻きを束ねたような臼歯と厚い板状の胸骨、丈夫な4本脚をもつ哺乳類のこと。
パレオパラドキシアは分類上、現在で言うジュゴンやマナティーと同じ仲間で、体長は2.3mで体高は1mで海辺に生息していたと考えられております。

この大きく平らな手は手をヒレのように使い泳いでいた様子。
他の場所で発見された化石も展示されています。

しかし、さすがジオパーク秩父内は化石の宝庫。
おがの化石館の建物は1Fと2Fに分かれ、地元産の化石が数多く展示されています。
また、おがの化石館からは「ようばけ」が良く見えます。

「ようばけ」について
「ようばけ」とは古秩父湾堆積層及び海棲哺乳類化石群として平成28年に国の天然記念物に指定された露頭。
「ようばけ」は国の天然記念物に指定された露頭で、おがの化石館から徒歩10分ほどの場所にあります。
距離にして300mの場所にあります。

案内表示があるので、クルマはおがの化石館に駐車したまま歩いて向かいましょう。

「ようばけ」では1500万年前の古代秩父湾の地層を見ることができます。
こんな山奥が古代は海だったなんてロマンを感じませんか?
夕方、この崖に日が当たり輝いた姿を見て、昔の人はこの場所を日の当たる「よう」、崖のことを「はけ」と言っていたので、地元では「ようばけ」呼ばれていた歴史があります。
ようばけの高さは約100mあり400mもの幅が露頭しています。
崖の下半部を「名倉層」、上半部を「鷺の巣層」と呼ばれています。

名倉層は比較的泥質砂岩で鷺の巣層は粗い縞模様の砂岩泥岩という構成。

化石の採取は可能?
ようばけは化石の宝庫で、比較的簡単に化石を採取することができます。
しかし注意点があり、このようにかいてあります。

看板には「ようばけ」は非常に崩れやすく巨大な落石が川を超えることがあります。
対岸への立ち入りは禁止されていますが、見学の際は川原でも細心の注意をはらってください。
といった案内看板があります。
「国の天然記念物に指定された露頭」では、化石採取は禁止となっております。
つまり対岸部分の高さ約100m、幅400mの崖部分は国の天然記念物に指定された露頭となるので化石の採取はできませんが、手前の川岸部分であれば問題ないと解釈できます。

もちろん地層が無い川岸側でも範囲が広いので、化石を見つけることは可能。
そのような理由から、対岸部分では多くの家族連れが「カンカン」音を立てて石を割っていました。
ここで「ワンポイントアドバイス」です。
化石の入っている石は、泥岩を見つけることがポイント!
川岸にある簡単に割れそうな持てるサイズの泥岩(黒っぽいものが多い)を探しましょう。
「高確率で化石が入っているハズ」
割れて落ちている転石なんかも狙い目ですよ!
中に化石が入っているかも⁉
ただ、対岸側へも落石の危険がありますので、子供連れならそれらしき石を、父親が見つけたら、岸から離れた場所で石を割るような配慮と注意しながら行いましょう。

私も、息子と化石掘りをして化石をゲットしました。
まとめ
いかがでしたか?
道の駅龍勢会館は自然豊かな農村地帯にあり、車中泊も可能です。

そんな道の駅龍勢会館からも近い「おがの化石館」と「ようばけ」での化石掘りといった体験は子供にとって楽しく夢中になります。
時間を忘れて無我夢中に石を割る姿にほっこりしますね。
水分はもちろん化石掘りに必要なものとして軍手やハンマー、たがね、ゴーグル、バケツは最低限必須なので、準備していきましょう。

たがねは各サイズあると便利
子供との夏休みの思い出の旅に、このような旅のプランはいかがでしょうか?
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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