米0.5合に水の割合は?車中泊で使う炊飯器選び【直流or交流】比較

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私は簡易キャンパーであるキャラバンで車中泊を趣味としているズナスケと申します。

あなたは車中飯に炊飯器を使用していますか?

どのような炊飯器を使っていますか?

お米と水の割合は?

そもそも炊飯器には様々な種類がありどれにしようか迷ってしまいますよね?

大きく分けて炊飯器には100V電源で使える「交流」タイプと12Vで使える「直流」タイプがあります。

私は電源に500Wクラスのポータブル電源を使用しているので、どちらのタイプにも対応可能。

双方の炊飯器におけるスペック、炊き時間、ポータブル電源のバッテリー消費量について検証しました。

12Vと100V炊飯器を使った比較

この記事を読むことによって、直流12V炊飯器と交流100V炊飯器の、どちらにしようか悩んでいるあなたにとって、理解の深まる有益な記事となります。

また、お米に対しての水の割合を分かりやすく説明していますので、どうぞ最後までご覧ください。

持ち運びにやすいポータブル電源【Jackery】

お米0.5合ごとに対した水の目安

お米の量米(g換算)米(ml換算)水(ml換算)お茶碗
0.5合75g90ml100ml1杯分
1合150g180ml200ml2杯分
1.5合225g270ml300ml3杯分
2合300g360ml400ml4杯分
お米0.5合ごとに対した水の量の目安

米1合の重さは150gですが1合を表す容積の単位としては1杯180mlになります。

車中飯には無洗米が便利(小袋タイプもあり)

車中飯では、米を洗う手間を省くのに「無洗米」が最適。

水(ml)の目安は、お米(ml)に対し1.1倍ですが、無洗米の場合は1.2倍程度が目安。

1合の無洗米であれば、お米180mlに対し水の量が216mlとなり、おおよそ220ml程度が目安になります。

小袋タイプの無洗米をクルマに積んでおくと何かと便利。

100V炊飯器と12V炊飯器のスペック

型式 RM-102TE   JR001   
品名GOHANDAKIタケル君
電源AC100VDC12V
消費電力200W110W
最大炊飯量 2合1.5合
予約機能1時間ごと無し
炊飯器のスペック比較

私の使用している炊飯器はRM-102TEとJR001の2種類

車内で炊飯器が使えると便利

RM-102TE「GOHANDAKI」

RM-102TEは100V交流電源で使用できます。

200Wと省電力のマイコン式で調理機能が付いているので様々な調理に応用可能なことがメリット。

一台あればご飯だけでなく、おかずまで作れちゃいます。

  • 炊飯
  • 早炊き
  • お粥
  • スープ
  • 煮る
  • ケーキ
  • 保温

に対応、釜が外せ、内蓋も分解が可能でお手入れ簡単。

消費電力200wで2合炊きと省電力

200Wと省電力でありながら2合炊きに対応できるスペックは、私の調べた限り、この炊飯器以外に存在しません。

非常に優秀は炊飯器。

JR001「タケルくん」

JR001は「タケルくん」という名前で有名な炊飯器です。

1.5合炊きで30分で炊き上がります。

(炊き上がり後は10分の蒸らしが必要)

タケルくんは12V直流

12V直流電源で使用できるので、クルマのシガーソケット(ACC電源)があれば、ご飯が炊くことが可能。

つまりポータブル電源が無くても炊飯器が使えることが魅力。

しかし、クルマの電源を利用する場合、バッテリー上りと言々供給の安定化を図るため、エンジンをかけたまま使用することが条件となります。

車中泊では基本、エンジンは切って過ごすので、やはりポータブル電源があった方が良いでしょう。

世界最速で充電可能なポータブル電源 【EcoFlow(エコフロー)】 公式通販サイト

寸法の比較

型式RM-102TE  JR001  
幅(mm)170160
奥行き(mm)195140
高さ(mm)205155
重さ(kg)1.340.59
炊飯器の寸法比較

100V電源タイプのRM-102TEでも十分小さいのですが、12V電源タイプのJR001「タケルくん」はさらに一回り小さいサイズ。

車内に常備しておく祭にも保管の場所を取りません。

JR001タケルくんとRM-102TEを使用し比較

条件として・・・

お互い無洗米1.5合を炊く

12Vと100Vの炊飯比較開始

消費電力とバッテリー残量を計測

JVCジャックリー500Wクラスのポータブル電源を使用します。

専用の推奨ポータブル電源も発売されていますが、私の愛用している一般的なポータブル電源でも使用できました。

市販のポータブル電源でも使用できました

この辺は自己責任でお願いします・・・

EcoFlow 公式サイトはこちら

JR001タケルくんで炊飯

18時7分スタート

赤いランプが点灯し炊飯開始

炊飯のスイッチを入れると赤いランプが点灯します。

96Wと省電力のタケルくん

タケル君JR001の炊飯中の消費電力は96W

炊飯(赤)→保温(緑)のランプ表示

炊飯が完了すると緑のランプに切り替わります。

18時39分に炊きあがりました。

保温状態では43Wの消費電力

消費したバッテリーは100%→90%で10%の消費。

炊飯時間は32分かかりました。

保温最中の消費電力は43W

タケルくんの炊き上がりの様子はYouTubeショートで紹介しています

RM-102TEで炊飯

18時42分スタート

非常用にも便利な5年間保管できるカレーライス

続いて交流100V炊飯器で炊飯開始

100V2合炊きは197Wの消費電力

で19時34分に炊きあがり。

52分かかりました。

消費したバッテリーは89%→68%で21%の消費。

保温では4wの消費電力

保温最中は4Wほど消費

1.5合を炊いた場合の比較表

型式RM-102TE  JR001  
炊飯時間52分32分
消費バッテリー 21%10%
消費電力197W96W
保温電力4w43w
1.5合炊いた炊飯器データ比較

結論として

同じ1.5合のご飯を炊く条件では、タケルくんの方が早く炊けます。

炊飯中の消費電力は96Wと省電力。

ポータブル電源のバッテリー残量も10%消費のみ。

対してRM-102TEの100V電源炊飯器では、炊飯中の消費電力は197Wとこちらも省電力。

バッテリー残量については21%消費しました。

保温中の消費電力はタケルくんでは、43Wと大きいので炊きあがってすぐ食べるならタケルくん、保温しておきたいならRM-102TEが良いかと思います。

今回は、RM-102TEで炊飯している最中、タケルくんの保温をしていましたが、43Wの消費をしているので、炊き上がったご飯におこげが発生していました。

家族4人だと1.5合では少ないので、一人お茶碗0.5合として、最低でも2合炊きがあるのが理想。

車内であったかご飯が作れます

今回は、お互い1.5合を炊いたので、合計3合炊きました。

このくらいの量だと4人分のカレーライスにピッタリ。

車内で4人分のカレーライス

今回、食べたカレーは5年間という長期保存が可能で非常時や災害時にも役立ちます。

温めずに食べられる長期保存可能なカレー

炊き立てのご飯にかければ冷たさは感じません。

中辛ですがそこまで辛さもないので子供でも大丈夫そう。

家やクルマに常備しておいてもいいかも知れません。

100V炊飯器が向いている人は?

どんな人に100V炊飯器が向いているの

最近では炊飯器レシピが流行っていますが、基本的に炊飯器メニューの無い炊飯器での調理は推奨されておりません。

RM-102TEマイコン搭載で、炊飯だけでなく、早炊き、お粥、スープ、煮る、ケーキ、保温まで対応可能な多機能性がポイント

様々な炊飯器レシピに対応可能

つまり、このような使用方法をしたいのであればRM-102TE炊飯器が良いでしょう。

交流100V電源であれば、いざという時に家庭でも使えます。

また、このサイズ感で2合炊きは魅力。

内釜が外せ家庭用炊飯器のように洗えます

調理機能の無い炊飯器での調理では器具を破損してしまう危険性だけでなく、中身が噴き出したり火傷の危険もあるので絶対にやめましょう。

マイコン式炊飯器では、タケルくんのように保温機能でお米が焦げることもありません。

直流12V炊飯器が向いている人は?

ご飯を炊くだけが目的であれば、タケル君でも十分です。

1.5合のお米が、30分程度で炊けてしまうので非常にお手軽で省電力。

家庭用の電気は交流100Vの電源となるので、直流12V電源は使えませんが、ACC電源のある一般的なクルマであれば、非常時でも使用することが可能。

つまり防災用の一台として「災害時」にも役立ちます。

災害時ではライフラインが寸断し、100Vの家庭用電源が止まってしまうリスクも十分に考えられます。

そんな時に12V炊飯器は強い味方になるでしょう。

内釜は外せませんが内蓋は分解可能

また、日頃のメンテナンスとして、内蓋は分解可能ですが、釜は外せませんので洗いづらいのがデメリット

ポータブル電源について

私の経験上、一晩程度の車中泊であれば500Wクラスのポータブル電源でも十分ですが、使用機器については、可能な限り省電力な物を選択しましょう。

車中泊では、使用できるバッテリー容量には限りがあるので、バッテリー残量を計算しつつ様々な器具を工夫して使うことが重要。

車中泊にはポータブル電源が必須

車中泊では車中飯以外に、お湯を沸かしたり、冬であれば電気敷毛布、夏であれば扇風機を使用するので、そのような器具を一晩使用したとすると、消費電力と残量のバランスを考慮する必要性があります。

Jackeryのポータブル電源

特に寒い冬は、バッテリーの減りが早いので、省電力の炊飯器があれば電気敷毛布の使用を控えたりする頻度が減ります。

電気敷毛布の消費電力は70Wほどと省電力に思えますが、500Wクラスのポータブル電源では8時間持ちません。

そのため、私の場合ポータブル電源を使った電気敷毛布の使用は、朝方の寒い時間帯をメインにしています。

電気敷毛布は冬の車中泊には必須

省電力の炊飯器であれば、電気敷毛布を使用したとして残量が少なく調整することが可能。

つまり、12V炊飯器を例にすると「余裕を持っても20%残量があれば朝ごはんが炊ける」とバッテリー残量を調整しながら毛布を使用できます。

電気敷毛布は、ベッド全体に敷ける大判タイプがオススメです。

まとめ

いかがでしたか?

車中飯は車中泊の醍醐味です。

そのためには炊飯器とポータブル電源は必須。

もちろん、直流12Vで使用できる炊飯器であれば、エンジンをかけながら炊飯することは可能です。

12Vタイプなら非常時にACC電源があれば使えます

しかし、基本的にどこの駐車場でも停車中はエンジン停止がマナーです。

ゆえに、エンジンが停止状態でも使用できるポータブル電源は非常に便利なアイテム

そんなポータブル電源を使い、あなたの使用目的に合った炊飯器を選択しましょう。

そして楽しい、バンライフ車中泊をしていきましょう。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

アウトドアや防災に活躍!【ポータブル電源】

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