車中泊キャンプは、自然の中でのんびり過ごしながらも、快適にリラックスできる新しいキャンプスタイルとして注目を集めています。
テントを張って寝る従来のキャンプとは違い、車内でのんびり過ごせるため、天候に左右されることなく快適な時間を楽しむことは正に醍醐味。
特に、寒い季節や雨の日でも、車中泊なら快適に過ごすことができるため、多くのキャンパーに愛されています。
今回は、車中泊キャンプでの「至福の時間」の過ごし方をご紹介します。

車中泊キャンプの準備
快適な車内でのんびり過ごすためのアイテム
車中泊キャンプの魅力を最大限に引き出すためには、少しの準備が必要です。
快適な車内で過ごすために必要なアイテムを準備し、よりリラックスできる空間を作りましょう。
車内の準備
車中泊の最初のステップは、車内のベッド準備です。
車内で寝るためには、シュラフ(寝袋)やエアマットレスを用意しましょう。

エアマットレスは、車内での寝心地を大きく改善してくれます。
または、段差解消マットも有効。

さらに、車内のプライバシーを保つためには、車の窓にカーテンやサンシェードを取り付けるのもおすすめ。

サンシェードは基本的に光を通しませんが、カーテンは物によって光を通してしまいます。
これでは安眠が妨げられてしまいます。
カーテン選びでは、必ず光を通さない1級の遮光カーテンを選択しましょう。
おすすめのキャンプギア
車中泊ではキャンプで便利なアイテムの流用がおすすめ。

ポータブル電源やランタンは、車内での照明や電力供給に役立ちます。
特に、ポータブル電源で使える湯沸かし器があれば、朝のコーヒータイムがさらに快適になります。

こうしたキャンプギアを準備することで、車中泊の快適さが増し、よりリラックスできる時間が過ごせます。
車中泊でのんびり過ごす時間
車中泊キャンプの魅力は、なんと言っても「のんびり過ごせること」です。外の自然を感じながら、車内で過ごす贅沢なひとときを楽しみましょう。
お気に入りはコタツで読書
車中泊キャンプでは、静かな夜にお気に入りの音楽を聴いたり、読書を楽しんだりすることができます。
私の場合、車内にコタツを設置しました。

誰にも邪魔されないで読書やお昼寝をして過ごす時間は、日常の喧騒を忘れさせてくれる至福のひととき。
ポータブル電源は最低500Wクラス
車内で料理を楽しむことも、車中泊キャンプの醍醐味。私は500Wクラスのポータブル電源で使えるコンパクトなキッチン用品、省電力の炊飯器やトラベルクッカーを使って調理しています。

トラベルクッカーは万能で、お湯を沸かしたりラーメンを作ったり、パンも焼ける優れもの。
アウトドア用の調理器具を使い車内で火を起こすことは火災の心配もあり、個人的にあまりススメできません。
その点、トラベルクッカーなら安心。
このように個人的には、安全な電気で使えるものを推奨します。
私は、基本的にポータブル電源を利用したオール電化というスタンス。
一晩の車中泊であれば500Wクラスで十分だと考えています。
このようにポータブル電源を使い車内で調理し、ゆっくりと食事を取るのも贅沢な時間。
温かいスープや炊き込みご飯をしたりして、心も体も温まる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
ポータブル電源の参考スペック
メーカー | ジャックリー | ジャックリー | ジャックリー |
モデル名 | 400 | 708 | 1000 |
重量(㎏) | 4.1 | 6.8 | 10.6 |
容量 | 403Wh | 708Wh | 1002Wh |
最大出力 | 400W | 1000W | 2000W |
定格出力 | 200W | 500W | 1000W |
100V | 1口 | 2口 | 3口 |
USB | 2口 | 2口 | 4口 |
12V | 1口 | 1口 | 1口 |
AC充電時間 | 7.5時間 | 5時間 | 7.5時間 |
DC12V充電 | 〇 | 〇 | 〇 |
ジャックリー708ポータブル電源は、出力の割に非常にコンパクト定格500Wですが瞬間最大1000Wまで使えます。

500Wクラスではあまり大きな電力は使えませんが省電力の機器であれば車中泊で一晩過ごす位の電力なら機器選びによっては十分使用できます。
反対にジャックリー400では難しいと判断できます。

500Wクラスポータブル電源の使用時間目安
使用機器 | 消費電力 | 使用時間目安 |
ランタン | 15W | 36時間 |
小型冷蔵庫 | 39W | 11時間 |
ノートPC | 50W | 9時間 |
電気敷毛布 | 60W | 8時間 |
炊飯器 | 200W | 2.5時間 |
セラミックヒーター | 300W | 1.5時間 |
電動工具 | 500W | 1時間 |
これはあくまで目安であり使用する機器や使用状況により変化します。

映画鑑賞や星空観察
車中泊キャンプでは、夜空を見上げながら星空観察を楽しむこともできます。
窓を少し開けて、星空を眺めながらリラックスするのは、車中泊ならではの楽しみ方です。
また、車内で映画を観ることもできます。

ポータブルプロジェクターやDVDプレーヤーを使って、お気に入りの映画を楽しみながら過ごすこともでき、充実した夜の時間を過ごせます。

子供は特に喜びます。
車中泊キャンプのメリットとデメリット
車中泊キャンプには、他のキャンプスタイルにはないメリットとデメリットがあります。
ここではその両方を見ていきましょう。
メリット
・快適な空間: 車内で過ごすため、天候に左右されず快適に過ごせます。雨や風が強くても、車の中で安心してリラックスできます。
・自由度の高さ: 車中泊キャンプなら、移動が自由で、さまざまな場所を訪れることができます。キャンプ地を選ぶ自由度があり、自然の中で過ごす贅沢な時間を楽しめます。
デメリット
・車内の狭さ: 車内で寝るため、テントキャンプよりもスペースが限られます。広い空間を求める人には不便かもしれません。

・周囲の音が気になる: 車中泊の場合、周囲の音が気になることがあります。特にキャンプ場で車の音や外の環境音が入ってくることがあるので、静かな夜を求める方には注意が必要です。そのためカーテンは遮光カーテン+遮音カーテンを使うことで快適度が上がります。

快適にするための工夫
車中泊キャンプでの時間をさらに快適にするためには、いくつかの工夫が必要。
少しの準備で、よりリラックスできる空間を作りましょう。
温かい寝具や暖房器具
寒い季節の車中泊キャンプでは、温かい寝具やポータブルヒーターが必要です。

電気敷毛布を使えば、寒い夜でも快適に眠ることができます。
電気敷毛布は60W~70Wが消費電力なので500Wクラスのポータブル電源でも一晩持ちますが、ポータブルヒーターでは一晩は持ちません。
ポータブルヒーターであるセラミックヒーターを使用すれば、車内を暖かく保ちながら、寒さを気にせず過ごせます。

しかし、ポータブルヒーターは省電力と言っても300W位の消費電力なので、1.5時間位しか持たいところがネック。
室内を暖めるときのみ使用する限定的な使用方法となります。
つまりポータブル電源の容量が多ければ長時間使用も可能。
Jackeryのポータブル電源
快適な寝具選び
車内で快適に寝るためには、フルフラット状態での段差解消や寝袋の選び方が重要です。
特にエアマットレスや段差解消マットは寝心地を向上させ、車内でぐっすり眠れる環境を作り出します。
特にミニバンはシートに段差があるので段差解消マットが必須。
寝袋は、季節に応じて適切なものを選ぶことが大切。
車内の整理整頓
車中泊では、限られたスペースを有効に使うことが大切。
収納ボックスや収納袋を使って車内を整理整頓し、快適な空間を作りましょう。

整理された車内で過ごすことで、ストレスなくリラックスした時間を楽しむことができます。
車中泊キャンプの場所選び
車中泊キャンプを楽しむためには、場所選びが重要。
自然の中でリラックスした時間を楽しむために、キャンプ地や車中泊に適した場所を選びましょう。

・有料のキャンプ場: 管理人がいるので安心。車中泊に適した有料のオートキャンプ場で、誰にも邪魔されず大自然を満喫すことができます。
・無料のキャンプ場: 数は少ないですが車中泊に適した無料のキャンプ場を選ぶことで、コストを抑えつつ大自然の中で過ごすことができます。
・温泉地近くの道の駅: 温泉地の近くで車中泊をすることで、キャンプの後に温泉に入ってリフレッシュすることができます。中には温泉施設が併設されているところもあります。
まとめ
いかがでしたか?
車中泊キャンプは、車内でリラックスしながら過ごす特別な時間を提供してくれます。
誰もいない場所で自然に囲まれながら、快適な車内で過ごすことにより、日常の喧騒を忘れ、心身ともにリフレッシュできる至福のひとときが待っています。

さあ、あなたも車中泊を始めてみませんか?
まずは自分の愛車を使い、しっかり準備をして車中泊キャンプを最大限に楽しむところから始めてみましょう。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
Jackeryのポータブル電源
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よくある質問(FAQ)
Q1: 車中泊で寝るときに快適な寝具は何を選べばよいですか?
エアマットレスや段差解消マット、マイナスまで対応可能なシュラフ(寝袋)がオススメです。キャンプ用はコンパクトで収納場所も選びません。簡単で、快適に眠れます。
Q2: 車中泊キャンプでの食事はどう準備すればよいですか?
ポータブル電源で使える省電力なコンパクトな調理器具を使うことで、安全に車内でも簡単に料理を楽しむことができます。
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