近年、簡易キャンパーに興味を持つ人が増えています。
通常のキャンピングカーよりも大掛かりな架装がなく、価格帯が低く抑えられていることから手軽に購入できるため、週末の車中泊やアウトドアに最適。
しかし
「簡易キャンパーを実際に見てみたい」
「どこで実物を見て比較できるの?」
という疑問を持つ方も多いでしょう。
そんなときにおすすめなのが「キャンピングカーショー」です。

簡易キャンパーとキャンピングカーの違い
簡易キャンパーとは、一般的なバンやミニバンにベッドキットを設置し、車中泊ができるように改造した車両のことを指します。
しかし8ナンバー登録したフル装備のキャンピングカーとは異なり、キャラバンであればマルチベッド仕様やマイルームに代表される4ナンバーの貨物車登録のまま。
床張りとベッドキットのみが架装された必要最低限の「車中泊可能」な装備でシンプルに仕上げられている点が特徴です。

つまりキャンピングカーの要件を満たしていないため、多くはシンクやFFヒーター、走行充電システムを有していません。
簡易キャンパーのメリット
- 価格が手頃で導入しやすい
- 普段使いと兼用できる
- 車両のサイズや種類が豊富
- 維持費も比較的安い
簡易キャンパーのデメリット
- 設備がシンプルで本格的なキャンピングカーと比べると快適性に劣る
- DIYの要素が多く、カスタマイズに手間がかかる
- 4ナンバー登録では毎年車検
簡易キャンパーを見られる場所は?

簡易キャンパーの実物をチェックするには、以下の方法があります。
キャンピングカー専門店
- キャンピングカー専門店にはショールームがあり、展示車を見学できることが多い。
- ただし、簡易キャンパーの取り扱いが少ない店舗もある。
レンタルキャンピングカー業者
- 実際にレンタルして試乗することで、使用感を確かめられる。
- ただし、レンタル仕様と販売モデルが異なる場合もある。
キャンピングカーショー(最も比較しやすい!)
- 一度に多くの簡易キャンパーを比較できる。
- メーカーやビルダーと直接話ができる。
- 最新のカスタム事例やトレンドをチェック可能。
おすすめのキャンピングカーショー
日本全国で開催されるキャンピングカーショーの中でも、特に簡易キャンパーを比較しやすいイベントを紹介します。

ジャパンキャンピングカーショー(幕張メッセ)
- 国内最大級のキャンピングカーイベント。
- 最新モデルの展示が豊富。
名古屋キャンピングカーフェア
- 東海地方最大級のキャンピングカーイベント。
- 手頃な価格帯の簡易キャンパーも充実。
大阪キャンピングカーショー
- 関西エリアで開催される大規模イベント。
- 地元ビルダーによるオリジナルキャンパーも展示。
大規模なキャンピングカーショーでは、比較が可能で車種も豊富なため一番おすすめな方法。
屋内展示で、雨の日でも見学することが可能。
基本的に有料でチケットの購入が必要となりますが、当日券を購入するより前売り券を購入するとお得になります。

地方のミニキャンピングカーショー
- 地域ごとに開催される小規模イベント。
- 参加者が少なく、じっくり見学できる。
- 基本的に無料
商業施設などの駐車場を利用した小規模なキャンピングカーショーも穴場で、インターネット等を活用し近くで行われる予定が無いか情報収集すると良いでしょう

キャンピングカーショーでの比較ポイント
キャンピングカーショーに行く際は、以下のポイントをチェックするとよいでしょう。
- 車内のレイアウトと居住性:ベッドやテーブルの配置を確認。
- ベッド展開のしやすさ:簡単にセットできるか。
- 収納スペースの広さ:荷物がしっかり収まる場所はあるか?
- 電源や調理設備の有無:必要な設備が備わっているか。
- DIY可能なカスタマイズ性:自分好みに改造できるか。
基本的に簡易キャンパーは装備が簡素なので、走行充電等の装備はオプション設定の有無を確認しましょう。

また、ポータブル電源を搭載するという方法もあります。
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簡易キャンパーはキャンピングカーに比べて装備が少なく、逆を言えば走行充電システムやFFヒーター、ギャレーなどの装備に関してメンテナンスや故障のリスクは最初からありません。

何年かに一度の走行充電システムのバッテリー交換も、ポータブル電源であれば買い替えるだけで済みます。
またキャンピングカーショーではDIYグッズの即売も行っており、自分でDIYする方にとって楽しみの一つ。

仮にDIYで走行充電システムの設置を行ったのであればご自身で修理も可能。
自分好みに必要な物は自分で作ることによって、修理の不安も払拭可能なことが簡易キャンパーの魅力。
まとめ
いかがでしたか?簡易キャンパーを選ぶ際は、実物を見て乗って確かめることが重要。
特に、キャンピングカーショーでは多くのモデルを一度に比較でき、メーカーの担当者から直接話を聞くこともできます。

キャラバンやハイエースのナローボディでは、室内高が1300mm程度しかありません。
つまり身長が高い人では、ベンチモードの時に頭が天井に当ってしまう可能性があります。
必ず座ってみて天井に頭が当たらないかを確かめる事をおススメします。
そんな方にはハイルーフ仕様やハイエースワイドミドルルーフの選択もあり。

そのような比較可能なのが、今回私がおすすめするキャンピングカーショーです。
自分にぴったりの簡易キャンパーを見つけるために、ぜひキャンピングカーショーに足を運んでみてください!
最後まで読んで下さりありがとうございます。

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