簡易キャンパーって何?
キャンピングカーと何が違うの?
誰でも簡単で気軽に始められるのが
簡易キャンパーです。
ここでは、キャンピングカーと簡易キャンパーの違いについての説明、と簡易キャンパーの始め方についてご説明します。
まずは車中泊から始めてみましょう。
この記事を読むと簡易キャンパーとキャンピングカーとの違い、車中泊の始め方が分かります。
車中泊から始めてみよう
まずは車中泊から始めましょう。
それこそ今お持ちの車からも始められますよ!
軽自動車でもOKです。
お手軽さが簡易キャンパーの魅力です。
車中泊マットを使いベッドを作ります。
ベッドを作ったらとりあえず車中泊してみましょう、それがすべての始まりです。
非日常での車中泊体験であなたの中の何かが変わります。
車中泊マットはこちらからも探せます。
従来のマットでは味わえない究極の寝心地
バルブをバルブを緩めるだけで膨らむ
軽量コンパクトなエアマットです。
マット厚が10cmなので段差も解消。
これであなたも簡易キャンパーの仲間入りです。
キャンピングカーって何?
キャンピングカーは『特殊用途自動車』という分類をされており、8ナンバーの車の登録になります。
ベースとなる車両を様々な用途に対応した改造をした車のことを指します。
(『様々』とは救急車、消防車、警察の車両も用途に対応した改造となるため、8ナンバー該当となる)
ここでは8ナンバーのキャンピングカーに話を絞って、簡単にご説明します。
8ナンバーのキャンピングカーは
一定の構造要件を
クリアしなければなりません。
構造要件
- 就寝設備は乗車定員の3分の1以上のベッドがあり1人につき長さ1.8m以上、幅0.5m以上の連続した平面を有すること
- 10L以上の貯水排水施設がありタンクから洗面台等に水を供給できる構造機能を有していること
- 炊事施設があり調理台等調理に使用する場所は0.3m以上×0.2m以上の平面を有すること
- 室内高は床面から上方には有効高さ1,600mm以上の空間を有していること
2022年4月キャンピングカーの構造要件の変更がありました詳しくはこちらの記事へ
このように、通常の乗用車に比べクリアすべき問題が多く、キャンピングカーはどうしてもハードルが高くなりがちです。
車検は普通乗用車と同じく2年車検であり、本来であれば車検は自動車が保安基準に適合しているかどうかの検査のみなのに対し、キャンピングカーでは車内の設備が構造要件を満たしているかどうかの、ひとつひとつチェックが必要になります。
キャンピングカーのメリット
何といっても装備が充実しており
- エアコン
- ギャレー
- バンクベット
- シャワールーム
- トイレ
まで装備されたモデルも有ります。
それらの装備は構造要件を満たせていれば、車検時に何も取り外す必要はなく、そのままの状態で車検を受けることが出来るのです。
そのため、車検はキャンピングカーを熟知した専門店で行うことをオススメします。
キャンピングカーのデメリット
ベース車両にもよりますが、やはり車体の大きさが普段使いにはネックになります。
屋根の高さによる立体駐車場や高架下に制限が有ったり、後ろが大きくなってしますので車幅間隔、特にトラックやバンベースのものは、乗り心地の悪さ高速安定性の低さ等、ある程度の覚悟が必要です。
簡易キャンパーって何?
簡易キャンパーは8ナンバーの要件を満たす構造へはせずに、通常のナンバーで乗るもので「自分が必要な装備のみ付ける」といった仕様になります。
もちろんあなたが今乗っている愛車を、ベースにしてもいいのです。
例えば
- 車中泊の旅が趣味で食事は現地のものを食べるのでシンクは必要ない
- 就寝用のベッドキットだけが有ればいい
- 日常の買い物や通勤に使うのでいかにもキャンピングカーはちょっと・・・
- 見た目は普通の車がいい
そんな方に向いています。
DIY好きな方であれば、ご自分で簡易キャンパーを、作ることをおススメします。
DIYが苦手な方でも、最近ではメーカー純正で『簡易キャンパー』が発売されています。
ベース車両としては・・・
4ナンバー貨物車
ハイエースやキャラバン
または軽バンもベースとしては人気です。
商用車ベースがバンライフの原点です。
キャラバンやハイエースベースであれば、社外パーツも豊富で入門用に最適。
ベッドキットも社外品で発売されています。
車検が1年車検となります。
5ナンバー乗用車
例えば今お乗りのミニバンをベースに、2列目シートと3列目シートを倒して、段差解消マットやエアマットでフラットなベッドが作れます。
「とりあえず車中泊からしてみたい」
から始められます。
車検は2年車検
3ナンバー乗用車
5ナンバー車同様なことも可能ですが装備が充実しており、広さ乗り心地はさらにワンランク上です。
ハイエースにも3ナンバー乗用車仕様があり、ベッドキットを付けると大きなベッドスペースが、作れます。
(しかしハイエースの場合バンベースのため、あまり乗り心地はよくありませんが・・・)
車検は2年車検
簡易キャンパーのメリット
何と言っても簡易キャンパーのメリットは、ハードルが低く誰でも気軽に始められることです。
今お乗りの車にマットでベッドを作り、『車中泊仕様』にすることが可能。
車中泊マットはこちらのサイトからも探せます。
4ナンバーベースでは、乗り心地に我慢が必要ですが、乗用車ベースで有れば乗り心地も良く走行性能も全く問題有りません。
簡易キャンパーのデメリット
デメリットとしてはあまりカスタマイズしすぎると、車検に通らず車検時に全部外さないといけなくなる場合があります。
例えばハイエースやキャラバンで2列目のシートを、外してDIYでカスタマイズし過ぎると、車検の時に戻せず乗車定員が変更になってしまうこともあります。
その点ではメーカー純正の簡易キャンパー仕様であれば、架装部分も含め車検もそのまま通せるので安心です。
持ち運びにやすいポータブル電源【Jackery】まとめ
キャンピングカーの良いところも沢山ありますが、憧れていてもなかなか手が出ず、そんな方には簡易キャンパーから始めてみるのも良いと思います。
私もNV350キャラバンの簡易キャンパー仕様で、車中泊(バンライフ)を楽しんでおります。
外見から見ればとてもキャンピングカーには見えませんし、駐車場に停めてあればただのバンです。
しかし一度中へ入ればそこは快適空間となっております。
旅先での休憩や昼寝や食事、家族でカードゲームなどが車内で気軽にできるのが、この簡易キャンパーの魅力です。
周りがいくら騒がしくても中に入ると一息つけるので落ち着きます。
中古車を購入しベースにして、DIYでコツコツと自分好みに仕上げていくのもまた楽しいですよ!
車内にベッドでも積んで車中泊仕様にすれば、立派な簡易キャンパーです。
さあ、あなたも簡易キャンパーで楽しいバンライフを!
当ブログは子連れでの車中泊を推奨しております。
「車中泊を通じて子供と親の絆が深まり、家族が幸せになってもらいたい」そんなコンテンツを提供しています。
ご拝読ありがとうございました。
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