私の愛車はキャラバンマルチベッド仕様。
日産のディーラーで購入可能な簡易キャンパー。
このキャラバンで車中泊やDIYを趣味としています
高速道路のETC深夜割引について2026年1月現在まだ改定されていません。
はっきりと決まっていませんが令和8年度から改定かと言われています。
そして気になる改定の内容はおおむね決まっています。
その改定の内容は公表されておりますが
「改定内容が改悪すぎる」
と不満の声が一気に増えています。
SNSを見ても、車中泊や車旅を楽しむユーザーほど影響が大きく
「もう気軽に遠出できない」
「旅のコストが跳ね上がってしまう・・・」
というリアルな声が並びます。
私自身、キャラバンで全国を車中泊しながら旅をしており、年末年始やお盆休み、ゴールデンウイークでの「休日割引適用外」となっていた近年では「深夜割引」は適用であったため、上手に活用してきた経緯があります。

車中泊ユーザーにとって「深夜割改定」が実施されるとの結構なダメージはあると感じています。
本記事では、車中泊オーナーの視点から今回の改定を徹底検証しつつ、負担を最小限にする具体的な対策までまとめました。
深夜割引改定が“改悪すぎる”と言われる理由
深夜料金の改定がここまで問題視される理由は、以下の3つに集約できます。
- 割引時間帯のみ走行
- 割引はポイント還元型
- 割引のルールが複雑
特に、仕事終わりから出発することが多い車中泊ユーザーにとって「深夜割引対象外になる」のは痛手です。
それまでは「23時に出て、目的地近くで休憩 → 朝から観光」という鉄板ルートが成り立ちました。
または「朝早く起きて深夜割引時間帯に高速入り→割引時間外に到着」これでも全区間深夜割引適用が可能でした。

しかし今後は、割引時間に合わせて無理な深夜移動を強いられるケースも増えると予想されます。
ETC深夜割引の改定内容まとめ(わかりやすく整理)
▼改定前(旧制度)
- 0時〜4時に走行した場合:30%割引
- 全国の高速道路(NEXCO東/中/西)の多くで適用
▼改定後(新制度)
- 22時〜5時の走行のみ:30%割引(22時台の流出は20%割引)
- 割引はETCマイレージ登録が必要でポイント還元
- 対象時間帯の走行分のみが割引対象
- 時間当たりの走行距離に上限が設けられた
車種別上限距離
| 車種区分 | 上限走行距離 |
| 普通車・軽自動車・中型車 | 1時間あたり105km |
| 大型車・特大車 | 1時間あたり90km |
※車種や地域ごとに細かい差はありますが、共通点は「ユーザーにとって不利」。
つまり時間内のみ割引となることから「スピードを出せばいい」という話になってしまうので「急いでも無駄」という暴走を抑制するという目的での措置。

▼車中泊ユーザーにとっての致命的ポイント
- 早朝に深夜割引を使う手段時が割引対象外になる(例:3時50分に入る等)
- 帰宅時間を深夜にしても深夜割引時間の恩恵がほとんど受けられない(例:0時過ぎに高速を出るケース)
- 遠征の旅費が1回あたり数千円単位で増える
車中泊オーナーが受ける“リアルな痛手”とは?
私はキャラバンで月2〜3回は車中泊旅に出ますが、改定後にもっとも困ったのが「自由度が激減した」という点です。
車中泊旅は本来
- 渋滞回避したい
- 深夜のうちに現地入りしたい
- 朝の時間を有効に使いたい
という自由なスタイルが魅力です。
しかし今回の改定では、対象時間が3時間増えたことにより、割引がよくなったように見えますが、実態は
「夜に出発したら思ったより割引額が少ない・・・」
「朝早く出発したけど1時間分だけしか割引対象にならなかった・・・」
という状況が生まれ、旅の組み立てが窮屈に。

私自身も渋滞を回避しサービスエリアで仮眠休憩をして、0時過ぎに高速を出るよう調整し、深夜割引を適用させるようにしていました。
アイテム豊富!車中泊グッズならオンリースタイル!深夜割引が変わるとどれだけ損する?ケース別シミュレーション
仮に、下記のような高速料金を想定して比較します。
(※あくまで一般的な目安)
練馬~湯沢(関越道)区間
| 走行時間帯 | 通常料金 | 改定前 | 改定後 | 割引について |
| 0時~5時 | 4,800円 | 全区間割引適用 | 全区間割引適用 | 全区間30%割引適用3,360円 |
| 20時~23時 | 4,800円 | 割引適用なし | 22時~23時の区間のみ20% | 一部割引適用 |
| 4時~7時 | 4,800円 | 割引適用なし | 4時~5時の区間のみ30% | 一部割引適用 |
| 3時50分~9時 | 4,800円 | 3,360円 30%割引適用 | 3時50分~5時の区間のみ30% | 改定後は割引額が減る |
走行が1000kmを超えたケースでは、割引適用時間帯の走行にプラスして1000kmを超えた分も深夜割引の適用となり30%割引が受けられますがハードルが高い・・・
私の旅のケースでは「300〜500km」の走行が多く、1回の旅で+1,000〜1,500円の負担増。
年間で10回遠出するなら +1〜1.5万円 は確実に増えます。
マイレージに関しては事前時登録が必要となり、自分でポイント使用の操作をしないと割引を受けられません。
あと、5000ポイント貯まってから使用しないと、お得ではないです。
1000ポイント使用だと500円の割引にしかなりません。
5000ポイント以上から1ポイント1円となります。
利用者はいったん通常料金を支払ってから、翌月20日に還元額が付与され、「その後に走行した月の請求額から還元額を引いた差額」を支払うことになります。

還元額そのものに期限はないのですが、730日間ETCを使わないでいるケース。
つまりポイント数や還元額が730日間増減しなかった場合では、マイレージ登録が取り消しになり還元額は消滅してしまうという正に改悪・・・
なぜこんな改定になったのか?背景を社会的な視点で読み解く
深夜割引は元々「深夜帯への交通分散」が目的でした。
しかし近年、社会情勢が変化しています。
① 深夜料金目当ての物流トラックの渋滞が日常化
→時間帯集中によって 渋滞分散の必要性が薄れた。
② 高速道路会社の財政負担
→ 割引を維持しづらい状況。
③ 物流ドライバーの働き方改革
→ 深夜移動を強制しない方向へ動いている。

ただ、結果として一般ユーザー(車中泊勢含む)に不利益が集中する形になり、心理的には「自分たちだけ損している感」が強まり、怒りやストレスが増えます。
車中泊ユーザーが取れる5つの節約対策
深夜割が弱くなったとはいえ、工夫次第で負担を減らすことは可能です。
① 早朝割・休日割など“残された割引”を最大限使う
時間帯割引が縮小したぶん、休日割との組み合わせが鍵。
② 下道を併用して“有料区間を最小化”する
割引対象外の時間帯を下道で移動→割引時間帯に高速に入る → 割引時間内に到着→早朝に道の駅で仮眠車中泊

③ 道の駅に早朝到着するように逆算して“深夜割引を使う”
深夜のうちに高速に入る → 割引時間内に高速を出て到着→早朝に道の駅で仮眠車中泊
というパターンは非常に有効。
④ ポータブル電源を活用しながら“早朝出発型”に切り替える
車中泊なら、暖房・調理・照明も自由。
早朝出発に強いのは車中泊ユーザーの特権。
夜が明ける前に出発→5時に到着することから逆算→ 割引時間内に走行→早朝に道の駅に到着し仮眠車中泊
⑤ 遠征は“走る日”と“遊ぶ日”を分けて計画する
深夜割引時間のみ高速道路を走行→高速を出て道の駅で仮眠→観光や遊び→深夜割引時間に再出発
少しハードに感じますが、車中泊ユーザーであれば問題なく対応できることでしょう。
今後の高速料金はどうなる?車中泊ユーザーの未来予測
高速料金の見直しは今後も続く可能性があります。
深夜割が再び拡充される可能性は低いですが、代わりに「定額制」「エリアパス」など別の制度が出る可能性はあります。
車中泊ユーザーにできるのは
- 柔軟なスケジュール
- 割引の複合利用
- 無駄のないルート組み
- 車中泊スキルの最大限活用
これらを組み合わせて、負担を最小化しながら旅を続けることです。
まとめ 深夜割の改定は痛いが、車中泊ユーザーはまだ戦える
深夜割引改定は、確かに「改悪」です。
以前は深夜割引を受けるには時間帯に「少しでも走行していれば」時間が過ぎても全区間が割引適用となりましたが、今後は「時間内に走行した分のみ」という改定となります。

しかし、車中泊という旅のスタイルは本来、自由で柔軟なもの。
道の駅での前泊、早朝出発、休日割の組み合わせなど、工夫次第で旅の自由度は維持できます。
むしろ今後は
「車中泊 × 賢いルート設計」
が新しい常識になる時代。
常設ベッドがある簡易キャンパーであれば、車中泊スキルは「お手の物」休憩や仮眠を上手に取り入れ時間調整をしながら上手にルート設計をし、深夜割引を最大限活用することが可能。
これからもキャラバンでの車中泊旅を続けたい方は、今回の改定をきっかけに、旅のスタイルをアップデートしてみてください。
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