キャラバンの車検費用は?ディーラーと民間車検との費用比較と保証について

スポンサーリンク
※ご覧いただきありがとうございます。当ブログでは商品・リンク先にプロモーションが含まれていることをご了承ください。
vanlifediy-diyキャラバン 車検 簡易キャンパー・お役立ち情報
スポンサーリンク

キャラバンの車検費用はいくら?

商用車は乗用車と比べて安いの?

高いの?

ディーラー車検と民間車検はどっちが安い?

何が違うの?

そんなことは、「実際に所有」してみないと分かりませんよね?

そのようなキャラバンに係る維持費の疑問について、実際にキャラバンを所有している私が、2年乗って分かったキャラバンの維持費と車検費用についてお話します。

2023年【最新のキャラバンナローボディ4ナンバー】の車検事情です。

この記事を読むことによってキャラバンの購入を考えている方に、車検費用維持費について分かるようになりますので、是非参考にして頂けたけたら幸いです。

商用車と普通車との車検法定費用の比較

私の愛車はキャラバンマルチベッド仕様、2000ccガソリンエンジンのナローボディ4ナンバー

ここで紹介する維持費は、このガソリン車でナローボディベースの話となります。

 キャラバンセレナマーチ軽自動車
重量税12,30032,80016,4006,600
自賠責保険12,85017,65017,65019,730
印紙代2,2001,8001,8001,100
合計27,35052,25035,85027,430
普通車とキャラバンの法定費用の比較(円)

キャラバンと普通乗用車との車検法定費用の比較

法定費用で比較するとキャラバンは一年車検です。

ここでは2年分の法定費用として算出し、普通乗用車と比較してみます。

 キャラバンセレナマーチ軽自動車
重量税24,60032,80016,4006,600
自賠責保険25,70017,65017,65019,730
印紙代4,4001,8001,8001,100
合計54,70052,25035,85027,430
キャラバンのみ2年分で計算し比較(円)

法定費用だけで考えると2年で見ても、キャラバンはミニバンの維持費は、それほど変わらないことが分かります。

この他に毎年5月に納税する自動車税法定費用となります。

キャラバンでは16,000円という金額になります。

セレナでは36,000円、軽自動車では10,800円と考えると、キャラバンの自動車税は、かなり割安ですよね!

今度はセレナとキャラバンで、自動車税含めた1年間の法定費用のみで比較

 自動車税重量税自賠責保険合計
キャラバン16,00012,30012,85041,150
セレナ36,00016,40013,92066,320
差額▲ 20,000▲ 4,100▲1,070▲ 25,170
自動車税も含めた法定費用の比較(円)

普通自動車では自賠責保険も12ヶ月や13ヶ月、24ヶ月と選択可能。もちろん24ヶ月の方が割安。

このように法定費用のみではキャラバンの方が割安なのです。

実際は25,170円×2年分=50,340円安くなりますが、普通車は2年車検、キャラバンは毎年車検のため、車検整備費用が25,000~30,000円として2回発生するので、50,000円~60,000円です。

この50,340円の差は無くなると考えて良いでしょう。

もちろん車検整備料金が抑えられれば、キャラバンの方が割安になります。

つまり民間車検を上手利用するのが、一番お得ということになります。

【EPARK車検】

車検をディーラーで受けるメリット

リコールなどの整備情報をあらかじめ持っているのが、ディーラー系列の強みです。

車検時にメーカー保証が該当するか点検してくれて整備の質がいい「とにかく安心」。

車検と法定点検がセットになっています。

法定点検には70項目の基本点検と、走行距離に応じた7項目が含まれます。

ディーラーで新車を購入された際、保証書が発行され一般保証特別保証メーカー保証が付きます。

一般保証はパワステやエアコン、パワーウィンドウなどの電装品関係で3年又は6万キロの保証が付いてきます。

特別保証はブレーキやミッション、エンジン、エアバックなどの保証が5年又は10万キロの保証が付いてきます。

中古車と購入された場合はこの保証継承をしないと保証は引き継がれません。

一般的に法定12ヶ月点検を受けることが条件となりますが、キャラバンは1年車検なのでこのタイミングが法定12ヶ月点検となります。

この法定点検を受けるのに車検場やディーラー系列によって費用は異なりますが15,000円から30,000円の費用が発生します。

点検費用には車検代行費用も含まれていることも多いですが、別途かかる場合もあります。

代行費用につきましては、おおよそ10,000円が相場です。

車検は法定点検付きがおすすめ

車検をディーラーで受けるデメリット

一般的に点検費用や工賃が割高、時間もかかります。

代車が無い、若しくは代車料金が有料のところがほとんど。

ディーラー系列は車検や点検費用が高いのは確かです。

しかし、それにはきちんとした理由があります。

中古車でも保証継承が可能ですが法定12ヶ月点検を受けないと継承されません。

混同されがちですが、車検だけでなくと法定点検も一緒に行っているのです。

時間がかかる理由はここで、ディーラーでは車検には70項目の基本点検の他、メーカー保証や特別保証で直せるところがれれば修理してくれます。

そんな保証部分に関してはもちろん無償です!

ディーラー系列での車検がオススメ

とにかく車検を通すだけでなく、長く乗れるよう配慮してくれるのです。

特に5年目の車検は必ずディーラー系列で受けましょう。

5年目は特別保証が終わってしまうタイミングです。

ここが本当に最後のチャンスです。

【EPARK車検】

車検専門業者は安いが・・・

専門業者は薄利多売です。

とにかく車検のみを通すことのみが目的です。

できれば専門業者であっても、法定点検付きの車検を選びましょう。

普段自分でメンテができる人ほど、専門業者の利用はお得です!

ニコニコ車検

車検を通すだけが目的の業者では

多少のオイルのにじみや異音は、スルーされてしまいます。

その時、車検に通ればOKというスタイルです。

ありとあらゆるメーカーを扱っているので、部品交換には対応しない。

つまり予備パーツが無いので、その場では直せないということになります。

また、本来であればメーカー保証で直せたにもかかわらず、特別保証の継続もせず点検整備をおろそかにした結果、クルマが破損したり、中古車専門店や民間整備工場で高額な修理請求をされてしまうケースもあります。

特別保証の知識さえあれば無償修理できたかもしれないのに・・・

ディーラー系列では車検時に保証修理も可能

ディーラー系列と民間車検場の料金比較

 ディーラーガソリンスタンドオートバックス楽天車検
重量税12,30012,30012,30012,300
自賠責保険12,85012,85012,85012,850
印紙代1,8001,8001,8001,800
基本料金60,58030,00020,00016,300
合計87,53056,95046,95043,250
ディーラーと民間車検場の料金の比較(円)

キャラバンでは、ディーラーでの車検費用には実際の車検費用のほか、6か月点検費用とオイル交換2回が含まれています。

つまり、点検パック費用が基本料金に含まれた一年間にかかるトータル費用となります。

このディーラー独自の点検パックを後で説明しますが、「メンテプロパック」といいます。

その他の車種は、あくまで2年に一度の車検費用のみの金額です。

仮に、年2回のオイル交換や、点検を行ったとすると、実際はディーラーも民間車検も大きな差はありません。

単純に車検費用だけで考えると、確かにディーラーは割高でガソリンスタンドやオートバックスの方が割安で楽天車検が最安となります。

楽天車検は最安ですが、56項目の法定点検にも対応しています。

このように民間車検でも、きちんと法定点検も行っている業者もあります。

作業費用が、基本料金だけなのか法定点検付きとなっているか確認しましょう。

ディーラー以外の民間車検では、代車がサービスで使えたり、車検予約の早割制度があるので、お買い得感が高いです。

法定点検付き車検がおすすめ

メンテプロパックの活用

ディーラー車検の方がメーカー保証特別保証もみてくれるので安心。

でも安価に済ましたいという考えをお持ちであれば、日産のディーラー系列会社が独自に行っている「メンテプロパック」を活用されてはどうでしょう?

乗用車だけでなく商用車にもメンテプロパックプランが存在します。

3つのプランがあり、新車購入時であればこちらがおススメです。

商用車メンテプロパック18S

車種 通常料金 メンテプロパック料金  割引額 
ボンネット(AD)148,06083,24064,820
1BOX(キャラバン)187,85892,78095,078
トラック188,958104,10084,858
商用車メンテプロパック18Sの料金(円)

商用車は新車1ヶ月点検のみが無償となります。

普通乗用車では1ヶ月、6ヶ月が無償点検となります。

商用車メンテプロパック18Sの整備内容

整備内容      回数    
6ヶ月点検2
法定12ヶ月点検1
車検費用1
オイル交換のみ2
オイル&フィルター交換2
下回り洗浄1
ブレーキフルード交換1
メンテプロパック18Sの整備内容

メーカー保証を継続させるため1年後に入るなら

商用車メンテプロパック12S

車種  通常料金    メンテプロパック料金割引額 
ボンネット(AD)128,26072,54055,720
1BOX(キャラバン)161,33780,59080,747
トラック162,43790,54071,897
商用車メンテプロパック12Sの料金(円)

商用車メンテプロパック12Sの整備内容

整備内容    回数   
6ヶ月点検1
法定12ヶ月点検1
車検費用1
オイル交換のみ1
オイル&フィルター交換2
下回り洗浄1
ブレーキフルード交換1
メンテプロパック12Sの整備内容

毎年車検に備え2年目以降はこちらのプランで

商用車メンテプロパック6S

    

車種  通常料金  メンテプロパック料金  割引額  
ボンネット(AD)92,18054,86037,320
1BOX(キャラバン)112,51960,58051,939
トラック113,61967,67045,949
商用車メンテプロパック6Sの料金(円)

商用車メンテプロパック6Sの整備内容

整備内容  回数  
6ヶ月点検1
車検費用1
オイル交換のみ1
オイル&フィルター交換1
下回り洗浄1
ブレーキフルード交換1
メンテプロパック6Sの整備内容

商用車メンテプロパックは3年目までのメーカー保証や5年目までの特別保証も見てくれる、お得な点検パックです。

キャラバン点検風景

オイル交換や点検などで都度、費用が発生しなくなるので1年間に発生する予算の都合が付きやすいです。

それでも人によっては「ディーラーは高い!」と思われる方もいるでしょう。

しかし、整備内容を見てもらえば分かる通り、例えばメンテプロパック6Sを例にするとオイル交換が2回と6ヶ月点検、車検の点検費用やブレーキフルードの交換も含みで60,580円なら決して高くはありません。

ガソリンスタンドでオイル交換をした場合でも、オイルのグレードにもよりますが

5,000~8,000円程度はかかります。

フィルター交換も合わせると10,000円を、超えてしまうケースもあります。

これに6ヶ月点検15,000円と車検検査費用や12ヶ月点検などの内容として30,000円が含まれていると考えれば、民間の整備工場と比べても妥当な価格と言えるでしょう。

何よりディーラーでは「一般保証」「特別保証」のメーカー保証が受けられます。

令和3年より法定12ヶ月と24ヶ月点検ではOBD(車載式故障診断装置)による点検が義務付けられています。

つまりディーラー系列であれば、細かなアップデートにも対応しています。

場合により、裏技で不具合発生時にディーラーに持込み12ヶ月点検を受ければメーカー保証を受ける方法もありますが・・・

ここは店舗のディーラー担当者の判断によります。

つまり点検を怠ったための不具合であるならばメーカーとしても「見ません」というスタンスになるからです。

「法定点検を受けていないクルマは、保証の対象外です。」

と言われないように、新車や高年式の中古ではディーラー系列12ヶ月点検などの法定点検を受けとけば安心です。

【EPARK車検】

見積の利用のススメ

代車が有料なディーラー系列の場合、少しでも費用を抑えたいのであれば事前見積りをしてもらうと良いでしょう。

理由は事前見積りをすることによって、あらかじめ必要な交換部品が手配できるからです。

つまり、数日間預ける必要が無く、部品が入荷したタイミングで入庫すれば1日で車検が可能となります。

これなら、代車を借りないで済みますよね!

事前見積りは基本的に無料ですし、事前に車検費用の総額が分かるので「あとで高額請求された!」なんて事にはなりません。

どこを整備するか事前に打ち合わせができるので、トラブルの軽減にもなります。

このような見積もり無料サービスは民間車検でも行っておりますので、是非利用しましょう。

【EPARK車検】

まとめ

「とにかく費用を抑えたい」

「オイル交換や日頃のメンテナンスは自分でやる」

「中古で購入し5年以上経過しているクルマ」

であれば、オートバックスや楽天車検等の民間車検場を利用する方法が一番安価です。

楽天経由でもオートバックスで車検が受けられます。

しかし

「安心を買いたい」

「長く乗り続けたい」

「日頃のメンテナンスが面倒」

クレームなどの保証修理の発生で困った時は、ディーラーが最後の砦です。

特に新車から5年目までは保証は継承させた方が絶対得です!

それこそ全国で同じサービスが受けられるのが、ディーラー系列の魅力です。

日頃からディーラーにお願いしていれば、トラブル発生時の対応がスムーズなのも確かです。

日産ディーラー系列

最後に4ナンバー商用車であるキャラバンの車検時に、絶対忘れてはならないのが「荷室の仕切り棒」

正式名称は「セパレートバー」といいます。

これが無いと車検に通りません。

セパレートバーは車検時に必要です

理由は、商用バンでは荷室と乗員を分ける必要があるためです。

ハイエースの5人乗りでは1本ですが、キャラバンは2本あります。

普段使いでファミリーカーとして使用する場合には、このセパレートバーは邪魔なので、実際は付けていない方も多いと思います。

しかし、車検時には必ず必要になりますので、忘れずに取付けしましょう。

さあ、あなたもキャラバンで楽しいバンライフ、車中泊を始めましょう。

ご拝読ありがとうございました。

【EPARK車検】
2024年10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

コメント

タイトルとURLをコピーしました