簡易キャンパーのキャラバンで車中泊やバンライフを趣味としています。
快適な車中泊にはポータブル電源が必須です。
ポータブル電源選びはメーカーや種類が多いので、どれにしたらいいのか分からず困っちゃいますよね!
「実際は私もそうでした・・・」
ではどのメーカーがおススメなのでしょうか?
バッテリーは消耗品
いつかバッテリーに寿命が来てしまうので、そのとき処分に困らないメーカーから購入したいですよね!
その様な理由から私はポータブル電源選びについては、引取り回収し廃棄処分まで対応しているメーカーをおススメします。
この記事を読むことによって、これからポータブル電源の購入を考えているあなたへどのような機種を選択すべきかを「廃棄処分まで対応のおススメポータブル電源メーカー3選」といった形でご紹介します。
バッテリーの寿命を伸ばすコツも合わせて、ご紹介しますのでご覧ください。

バッテリー寿命とは
ポータブル電源はいつか寿命が来ます。
ポータブル電源に使用しているリチウムイオバッテリーは、充電と放電が繰り返し行うことができる二次電池という分類になります。
反対に繰り返し充電して使えることができない、使い捨ての乾電池などは一次電池という分類になります。
リチウムイオン電池の寿命は、ポータブル電源メーカにより差があります。
- 充電回数は500回~機種によって3000回以上
- 耐用年数は6年から11年程度とされています。

実際にはポータブル電源の寿命は、いきなり使用できなくなるわけではありません。
徐々に満充電出来る容量が減っていくといったイメージで、新品時と比較して100%の容量があったものが経年劣化によって70%の容量になってしまうことです。
つまり、使用できないわけではありませんが、経年劣化により使用できる時間は徐々に短くなります。

ポータブル電源処分について
いざポータブル電源を処分しようとした時に、一番ネックとなるのがその処分方法です。
ポータブル電源はサイズが大きいため、一般財団法人JBRCが提供している乾電池やモバイルバッテリーのような回収BOXでは引き取り出来ない可能性が大きく、もし依頼するのであれば先に回収対象かどうかの確認をしましょう。

JBRCは家電量販店や町の電気屋さんが加盟していることが多く、事前に調べておくことをおススメします。

基本的にポータブル電源の処分方法は、自治体によって異なります。
ポータブル電源のバッテリーは大型で、ショートして発火する可能性のあるものです。
決して分解や自己判断で捨てたりせず、自治体に確認し正規の方法で処分しましょう。
このように現在ではポータブル電源の処分に関しては明確な処分方法が定められていないまま流通しているのが現状です。

言い換えれば「メーカー頼み」といったところでしょうか。
であれば、「今」ポータブル電源の購入を考えている方は、処分まで責任を持って対応してくれるメーカーで購入をした方が後々安心です。
Jackeryのポータブル電源
おススメポータブル電源は?
ポータブル電源の廃棄処分まで対応しているメーカーは、2023年現在3社あります。
メーカー | 処分 | 送料負担 | 処分料金 |
ジャックリー | 〇 | 負担有り | 無料 |
エコフロー | 〇 | 負担有り | 無料 |
アンカー | 〇 | 負担有り | 無料 |
JVCジャックリー | × | 不可 | 不可 |
- Jackery Japan(ジャックリージャパン)
- Eco Flow(エコフロー)
- Anker(アンカー)
の3社が廃棄処分まで対応しております。
世界最速で充電可能なポータブル電源 【EcoFlow(エコフロー)】 公式通販サイト
ジャックリーポータブル電源の処分方法
Jackery Japanでは、2023年4月13日よりリサイクルを目的とした回収サービスが始まりました。

引き取り料は無料ですが送る為の運賃は発送者の負担となります。
廃棄処分が目的ではなく、リユース目的というところが環境にも配慮されていて好感が持てます。
ポータブル電源は、緩衝材を使いしっかりと梱包し元払い運賃で送れば完了です。
どこの運送会社でも構いません。
《郵送先》
〒279-0024
千葉県浦安市港69番
アライプロバンス浦安1115四階事務所
(株)ジャクリー・ジャパン 回収サービス係
私はこのメーカーのJVC ケンウッドJackery コラボモデルを所有しております。

残念ながらJVC ケンウッドJackeryモデルでは廃棄物処理法の規制対象外という理由で回収サービスは行っておりません。
Jackeryのポータブル電源
このJVCモデルをJackery Japanへ回収可能か問い合わせしたところ国内で販売したジャックリーポータブル電源のみが対象でJVCモデルは無料回収の適用外との回答でした。

信頼の日本メーカーとジャックリーJVCのコラボであれば安心なポータブル電源かと思って購入しましたが・・・・
このことから、回収サービスまで対応してくれるのであれば、JVCケンウッドよりJackeryブランドで購入した方が回収サービスを行っているので、このメッリットは大きくオススメのメーカーとなります。

エコフローポータブル電源の処分方法
エコフローポータブル電源の廃棄方法は、メールで問い合わせをしたところ以下の回答が来ました。

内容的には、基本的に自治体に相談というスタンスです。
しかし実際は、回収の扱いがある商品と扱いの無い商品があり、処分したい機種を伝えると、引取り対象かを教えてもらえ回収してもらえる場合があります。
その際、送り先を指定してくれます。
「相談する価値あり」ですね!
ポータブル電源は、緩衝材を使いしっかりと梱包し元払い運賃を指定し送れば完了です。
ただ公式サイトで発表されているわけではないので、今後変更になる可能性もあります。
都度問い合わせをし相談した方が良いでしょう。
EcoFlow 公式サイトはこちら

アンカーポータブル電源の処分方法
アンカーへ処分したい旨を伝えると、伝票が送付されてきます。

ポータブル電源は、緩衝材を使いしっかりと梱包し元払い運賃を指定しヤマト便で送れば完了です。
品名は「リチウムイオン電池」と書きましょう。
《郵送先》
〒210-0024
神奈川県川崎市川崎区日進町7-1
川崎日進ビルディング12F
アンカー・ジャパン㈱ 回収サービス係
アンカーのポータブル電源は、嬉しいことに中古品や正規代理店以外で購入した場合でも引き取ってくれます。
つまりネット通販で購入した場合でも、回収サービス対応してもらえます。

一晩程度の車中泊ならこの500Wクラスがオススメ。
バッテリー寿命を伸ばすコツ
- 保管状況に注意
- 満充電で保管しない
- パススルーを避ける
- 過負荷過放電を避ける
ポータブル電源は保管方法が重要で、高温多湿は避けましょう。
気温が高ければ高いほど化学変化は早まります。
目安として40℃以上の高温では顕著に劣化が進みます。
また、低温下でもバッテリーの消耗は早まります。

満充電での保管はバッテリーに負荷をかけるため推奨されていません。
バッテリー残量は目安として50%前後での保管が好ましいです。
バッテリーは自然放電もしますので、あまり少ない残量ですと空になってしまう可能性もあり、完全な空では過放電状態となってしまい著しく劣化が進むので注意が必要。
当然、保管では少ないバッテリー残量が理想ですが、過放電を防ぐ上で50%前後と言われています。
パススルーとは充電しながら使用するといった使い方です。
当然、使用は可能ではありますが、やはりバッテリーへの負担が大きいので極力避けましょう。
このことから、総じて言えることはバッテリーに対して、過負荷過放電を避けることがバッテリー寿命を伸ばすうえで最も重要です。
まとめ
以上が廃棄処分まで対応してくれるおススメポータブル電源3選です。
個人的には公式サイトでしっかりと表記しているジャックリーポータブル電源とアンカーが安心かと思われます。
しかしエコフローでもメールではありますが、場合によっては回収してくれるとの回答があったので、今回は3選という形でご紹介させて頂きました。

JVCケンウッドのジャックリーポータブル電源は廃棄まで対応していないので、私は将来的に処分方法に悩むことになりそうです。
ジャックリーのように回収を始めれもらえたら嬉しいですね。
これから購入を考えているのであれば、ポータブル電源選びは、廃棄処分まで行っているメーカーをおススメします。
ポータブル電源があれば車中泊の快適度はグンと上がります。
過負荷過放電を避け、バッテリーにかかる負荷を極力小さくすることを心がけるだけで、バッテリー寿命は大きく変わります。
ポータブル電源を使い、楽しいバンライフ、車中泊をしましょう。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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