車中泊という旅のスタイルが注目を集めています。
私自身も子供と一緒にキャラバンマルチベッド仕様という、簡易キャンパーで車中泊を趣味としている経験から、「子供連れ車中泊」を始めたいと考えているあなたへご提案します。
車中泊の魅力は自由な旅を楽しめることや、新しい発見があることなど日常では経験できないような体験をすることができます。
そんな車中泊は大人にとっても刺激的な経験ですが、子供にとっても、心理的にも非常に良い影響を与える可能性があります。
今回は、車中泊が子供に与える心理学的な視線から影響とそのメリットについて、詳しく掘り下げていきたいと思います。
この記事を読むことによって、子供と一緒に車中泊をするきっかけとなれば幸いです。
また、私自身も「心理カウンセラー」の資格を持っていることから、今回は子供に対する心理学的な視点から考察させていただきます。
感覚の刺激による興奮
車中泊は、普段の生活では体験できないような、新鮮な感覚を刺激してくれます。
特に子供にとっては、このような感覚に強く反応し、興奮してしまうことがあります。
例えば、川の流れの音を聞いて、新鮮な空気を匂いで感じ、そして肌でも感じ、新しい場所で寝ることや、普段都会では決して見られない満天の星空を眺める五感に対する刺激など、普段とは違う経験に興奮を覚えることでしょう。
せっかくの車中泊なのに興奮しすぎて子供が寝てくれない・・・
そんな苦い思い出も、私の子供が小さい時にありました。
今では良い「思い出」です。
車中泊では自然がより近くになるので、五感がより刺激されます。
親と一緒の安心感
車中泊は、安全面や安心面での不安がつきまといます。
例えば、道の駅で車中泊をしたとしましょう。
- そもそも車の中で寝ることができるか?
- 深夜に地元の若者のたまり場にならないか?
- 天候の急変や周囲に危険がないか?
自宅以外で寝ることに子供にとっても不安な要素があります。
しかし、そんな時でも、親が一緒にいることで子供は安心することでしょう。
車中泊のメリットは、完全な自然の中のテント泊とは違い車中泊であれば、移動することが可能。
危険を感じたらその場を離れればよいのです。
さらに小さなお子様ではいつもと違う感覚によって
「グズッて寝ない・・・」
ネムゾウまくらそんな場合でも簡単に切り上げて、帰宅することも車中泊では可能。
車中泊はテント泊のように、設営や撤収に時間を要さないことがメリットです。
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車中泊によって、キャンパー同士の交流や地元の方々、家族以外の人々と接する機会も多々あります。
そのような環境に対応することによって、子供は社会性や協調性を身につけることができます。
例えば、地元の物産館や、観光施設、温泉施設で地域の方や大人の人と接して、コミュニケーション能力を向上させることができます。
我が家では特に温泉巡りが多かったので子連れでは
「どこから来たの?」
「何歳?」
などと地元の方々に良く話しかけられました。
また、話すことによって近隣の観光名所など、穴場情報もゲットできます。
このように旅先での地元の方々と接することは子供にとっても、非常に良い経験となるのです。
親と子の絆が深まる
車中泊は、家族と一緒に過ごす時間を増やすことができます。
長時間のドライブや、車中飯など、限られた車内での空間を、家族で協力して過ごすことによって、親子の絆を深めることができます。
日常の生活ではなかなかできない非日常の経験を、一緒に体験することによって、子供は親の存在や、家族との絆をより深く感じることができます。
車中泊では、普段話してくれなかった学校のクラスでの出来事や友達との関係、一緒の空間にいることによって自然と会話が増えます。
世界最速で充電可能なポータブル電源 【EcoFlow(エコフロー)】 公式通販サイト自己肯定感の向上
車中泊では、子供たちは、普段と違う環境で、様々な困難に直面することがあります。
例えば、実際にあったことですがポータブル電源を使用しての冬の車中泊では、バッテリーの残量が足りなくなり、車中飯での炊飯器に電力を使うため、電気敷毛布の電源を切って寒い思いをする対応を迫られたり・・・
家ではいくらでも電気を使えるのに、車中泊では限りがあります。
車中泊では不便なことも多く、また想定外のことが起こる可能性があります。
そんな時、私はすぐに答えを出さずに子供に聞きます。
「どうしたらいいと思う?」
「何かいい方法ある?」
この一言が重要です。
「やったらできたね!」
そして子供を認め、褒めてあげます。
子供たちは、日常に無い不便や、想定外のトラブルを経験することによって、我慢や困難を乗り越え、自己肯定感を高めることができます。
自然とのふれあいによる癒しと幸福感
車中泊は、自然とのふれあいを楽しむことができる旅行スタイルです。
例えば山の中や川のそば、海沿いの車中泊など、自分自身が大きな自然の中にいることによって、子供たちは、自然の美しさや、自然が持つ力に触れることができます。
また、そんな自然と触れ合うことによって、リラックス効果も期待できます。
車中泊は、知らないうちに部屋が移動したような感覚。
夜中の到着では景色は見えません。
子供はどこにいるかもわからないまま就寝します。
そして朝日が昇り始めます。
海沿いの車中泊では、朝に目が覚めて見える景色が【オーシャンビュー】子供は感動を覚えることでしょう。
富士山を見せることだってできます。
子供にとって一生忘れられない風景。
幸せな気持ちで幸福感を味わえます。
目が覚めたら別世界!
そんな経験をさせてあげられるのは車中泊ならではです。
まとめ
いかがでしたか?
車中泊が子供に与える心理的な影響とそのメリットについて、紹介してきました。
車中泊には、感覚の刺激による興奮、親と一緒にいることの安心感、社会性や協調性の向上、親子の絆の強化、自己肯定感の向上、自然とのふれあいによる癒しの効果といった、子供に与える様々な心理学的にも好影響があることがわかりました。
子供たちにとって、車中泊は、普段の生活では得られない貴重な経験を提供してくれます。
それこそが最大のメリットで、そのような普段では絶対に味わえない体験を通じて、子供たちは成長していきます。
安全面や安心面などにも十分に配慮をしながら、子供たちにとって有意義で、貴重な経験を車中泊を通じ提供してあげることが親にとって大切なことです。
ぜひあなたも、お子様と一緒に車中泊を始めてみてはいかがでしょうか?
当ブログでは【子供と一緒に車中泊】を推奨しております。
子供と一緒に車中泊をすることにより、様々な気付きを得て、かけがえのない時間を共有し、そして親子で成長していきましょう。
最後まで読んで下さりありがとうございます。
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