子連れでも大丈夫!
エアコン無しでも可能「夏の車中泊」は雨の日がおススメ
夏の熱帯夜での車中泊は暑さとの戦いです。
エンジンを切った状態でサブバッテリーを作動し使用できるエアコンを装備したキャンピングカーであれば夏でも快適でしょうが、私のような簡易キャンパーにはそのような装備はありません。
しかし、エアコンが無くても車中泊がしたいとお考えであればとっておきの方法が2つあります。
この記事を読むことによって、真夏の車中泊をエアコンが無くても快適に過ごす方法が学べます。

夏の車中泊2つの方法とは?
真夏の車中泊において、熱帯夜の暑さを回避し快適な安眠を行う方法は、2つあります。
- 避暑地での車中泊
- 雨の日の車中泊

避暑地での車中泊
一つ目は「避暑地での車中泊」
地球の周りは大気に覆われていますが、標高が高くなるほど平地に比べ大気は薄くなります。
一般的に標高が100m上がると気温が0.6℃下がるといわれています。
夏の車中泊ができる私のおすすめスポットとして一つ例を挙げると、群馬県の草津温泉が車中泊に最適です。
草津は標高1200mにある温泉街。
先ほどの数値に置き換えると0.6℃×1200m=7.2℃
例えば東京での8月の平均気温が34℃であったとしても、草津は27℃と、やはり7℃ほど低く真夏でも30℃を超える日はほとんどありません。

つまり夜であれば尚更、東京で熱帯夜であったとしても平均で7℃平均気温が低い草津では熱帯夜にはなりません。
このように、夏の熱帯夜対策には標高の高い避暑地に向かうことをおススメします。
雨の日の車中泊
二つ目は「雨の日車中泊」
雨の日の車中泊は、特に暑さ対策の準備をする必要はなく、思い立ったらすぐ実行できる手軽さがあります。
週末の旅に雨模様といった事情でも、よほどの災害級の警報が無い限り車中泊が可能。

私も子供が小さい頃は、この雨の日を利用して車中泊を行っておりました。
この雨の日の車中泊の魅力は
- 遠方まで行く必要が無い
- 雨天でも車中泊ができる
- 真夏でも車中泊ができる
- 子供が多少騒いでも問題ない
- 早朝のバイク音がない(雨音はするが気にならない)
雨の日の車中泊であれば、雨によって気温は上がりません。
つまり遠方の避暑地まで行く必要はないのです。
自宅近くの道の駅や公園等の駐車場でも車中泊可能。
当然といえば当然ですが、子供の遠足のように雨が降ったから中止とはなりません。
過去に一度、台風直撃予想があり中止したことはありますが・・・
基本的に週末が雨予報なら、絶好の夏の車中泊日和になります。
例えば前夜から雨で翌日も雨予報が微妙で、遊園地に遊びに行く予定であったとしても、とりあえず出かけてしまいます。
遊園地近くの道の駅で車中泊し、翌朝の天気次第で晴れたら遊園地で遊べばいいし、ダメなら遊園地を延期して車中泊だけに予定を変更することも可能。
このような柔軟な対応は雨でも子供は喜びます。
子供にとっては、車中泊だけでも楽しいのです。
雨の日であれば真夏でも、深夜の気温が15℃以下なんて日も珍しくありません。
逆に肌寒い日もあったくらいです。
朝になるとバイクツーリングライダーが集まってしまうこともよくあることですが、雨の日の車中泊では、あの改造したマフラーの爆音が聞こえることはありません。

人が少ないので、雨の匂いや雨音を感じながら散歩ものんびりできます。
このような時間が経験できるのが、雨の日の車中泊の最大の魅力です。
雨の日の車中泊の注意点
雨の日車中泊の注意点
- 台風や豪雨での車中泊は控える
- 河川や地盤の悪い場所での車中泊は控える
- 事前に雨の日の車中泊場所を決めておく
- 思った以上に寒かったり体調不良なら中止する
- 平地で行けるトイレ近くがおススメ
台風の直撃の予想があったり、豪雨の予想であるなら子連れ車中泊は安全が優先です。
河川の氾濫や土砂崩れ、倒木がありそうな場所での車中泊は控えましょう。
事前に雨の日の車中泊場所は決めておきます。

以前に車中泊したことのある場所がベスト!
あらかじめ場所を決めておくことによって、駐車場の水たまりの上で車中泊をしてしまった・・・
なんてことも回避できます。
また、子供は暑さにも敏感ですが、寒さにも敏感です。
夏の車中泊であっても毛布は持参しておいた方が良いでしょう。
体調が悪いようなら早めに切り上げて帰宅しましょう。
テント泊と違い車中泊であれば、撤収作業もいらないので、すぐ帰宅が可能。
トイレが遠かったり足場が悪いと雨の日は特に小さなお子様では大変です。
夜中にトイレに起きても大丈夫なように、トイレ近くが安心です。
お子様には雨がっぱや長靴を、用意しておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
真夏の車中泊は、基本的に何の装備もない簡易キャンパーには向いておりません。
しかし今回のように避暑地を利用したり、雨の日の車中泊により可能となります。
雨模様のつまらない週末が、絶好の車中泊チャンスになるのです。

普段からお使いであればポータブル電源や換気用の扇風機くらいはあった方がいいかも知れませんが、あえて「夏の車中泊の暑さ対策」をする必要はありません。
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夏は扇風機、冬は電気敷毛布、そして車中飯では炊飯器やトラベルクッカーを使用しています。
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キャンピングカーのようにエアコン等の空調設備があればそれは快適でしょう。
しかし方法次第では何も装備の無い簡易キャンパーでも、真夏の車中泊を楽しむことはできます。
そう考えれば、どんなクルマでも車中泊が可能ということになりますよね!
フルフラットに出来て寝るスペースさえあれば、車中泊はできます。
さあ、あなたもお子様が小さいうちに、まずは「雨の日の車中泊」から始めてみませんか?

そんな非日常体験に子供は大喜びします。
最後までご拝読下さり有難うございました。
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