ポータブル電源は大容量1台か?小型2台か?車中泊歴5年の私が出した結論

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近年、ポータブル電源は車中泊ユーザーだけでなく、防災意識の高まりによって一般家庭にも急速に普及しています。

家電量販店へ行けば

  • 300Whクラス
  • 500Whクラス
  • 1000Whクラス
  • 2000Whクラス

など様々な容量のモデルが並んでいます。

そこで多くの人が悩むのが、

「大容量を1台買うべきか?」

それとも

「小型を2台持つべきか?」

という問題。

私自身、キャラバンで車中泊を楽しみながら、防災対策としてもポータブル電源を活用しています。

防災対策にポータブル電源

その経験から言うと、実はこの問題には私なりの明確な答えがあり、今回は車中泊歴5年、防災目線も含めて私がたどり着いた結論をお伝えします。

これからポータブル電源の購入を考えているあなたにとって参考になれば幸いです。

防災にも車中泊にも使うなら、どちらを選ぶべき?

結論として【あなたの用途】によって答えが変わります。

あなたのスタイルはどっち?

長期車中泊中心

→大容量1台

防災重視

→小型2台

車中泊+防災の両立

→小型2台が最適

リスク軽減に2台持ちという選択

それぞれの考えがあるかとは思いますが個人的に、これが私の出した結論。

なぜ多くの人が大容量モデルを選びたくなるのか

昔から「大は小を兼ねる」という言葉がありますように確かに1000Wh以上のモデルを見ると安心感があります。

そんな考えからポータブル電源は大きければ大きいほど良いという心理が働きます。

例えば大きな出力のポータブル電源であれば

  • 電子レンジ
  • ドライヤー
  • IH調理器

なども使えます。

まるで家庭用コンセントを持ち歩く感覚。

しかし実際に使い始めると色々な問題が見えてきます。

大容量ポータブル電源のメリットとデメリットを挙げると

大容量1台のメリット

管理が楽

バッテリーは1台だけ。

充電も1回。

残量確認も簡単です。

500NEWと2000NEWの比較資料

項目500 NEW2000 NEW
バッテリー容量約512Wh約2042Wh
定格出力(AC)500W2200W
瞬間最大出力1000W4400W
AC電源出力2口3口
USB-Cポートありあり
USB-Aポートありあり
シガーソケット/DC12V出力ありあり
充電方法AC 付属/ ソーラー別売 / 車載別売AC 付属/ ソーラー別売 / 車載別売
充電時間(AC)約1.3時間(AC高速モード想定)約1.7時間(パススルー機能搭載)
重量約5.7kg(500Whクラス最軽量)約17.9kg(2000Whクラス最軽量)
寸法(mm)311×205×157335×264×292
バッテリー寿命(サイクル)約6000回約4000回
用途目安中容量家電・複数接続大容量家電・複数接続
500NEWと2000NEWの比較資料

高出力家電が使える

電子レンジや炊飯器など、普段使っている家庭用の機器など消費電力の大きい機器にも対応可能。

長期滞在に向く

容量が大きいので数泊の車中泊やキャンプでは安心感があります。

大容量1台のデメリット

ここが意外と重要です。

とにかく重い

1000Whクラスになると

大容量は重量の問題がある

10kg~15kg以上。

2000Whクラスなら最軽量のジャックリー2000NEWであっても17.9kgあり中には20kgを超えるモデルもあります。

(ジャックリー2000Plusは実際27.9kgでした)

特に女性の方では、持ち運びは想像以上に大変です。

故障したら終わり

1台しかないため、トラブルが起きると全電源を失います。

これは防災では大きなリスク。

充電中の制約

ソーラー充電や車両充電を行う際、状況によっては運用が不便になることもあります。

小型2台のメリット

ここからが私のおすすめです。

リスク分散できる

仮に1台が故障しても、

もう1台が使えます。

災害時には非常に大きなメリット。

持ち運びが楽

300Whクラス~500Whクラスなら

3kg~5kg程度。

高齢者や女性でも扱いやすい重さです。

家族で分けられる

例えば、車中泊はもちろん普段使いとして

  • 1台はリビング
  • 1台は寝室

という使い方も可能です。

避難先でも柔軟に運用できます。

片方を充電しながら使える

これは実際に便利です。

片方をDC充電やソーラー充電。

ソーラーパネルも有効

もう片方を使用。

交互に回せます。

小型2台のデメリット

もちろん欠点もあります。

高出力家電に弱い

そもそもの出力が少ないため電子レンジやIH調理器は厳しい。

つまり最初から省電力の機器を選択する必要があります。

管理が少し面倒

充電や残量管理が2台分必要です。

合計金額が高くなる場合も

選択するモデルによっては、大容量1台より割高になることもありますが、大容量モデルより安く済むケースもあります。

車中泊歴5年の私が出した答え

私が今から買うなら、

間違いなく

300Wh〜500Whクラスを2台併用。

手軽に使える2台持ち

理由はシンプル。

実際の一泊程度の車中泊で使う機器は、季節にもよりますが思ったほど電力を消費しません。

車中泊で本当に使うもの

  • スマホ充電
  • LED照明
  • 扇風機
  • 電気毛布
  • 車載冷蔵庫
  • 炊飯器
  • ノートPC

この程度なら、省電力モデルもあり機器の選定を間違えなければ300Wh~500Whクラスでも十分対応可能。

防災目線で考えるとさらに小型2台が有利

防災で重要なのは「電力を大量に使うこと」ではありません。

重要なのは長く生き残ることです。

つまり

  • 照明
  • 通信
  • 情報収集
  • 最低限の空調

これらを維持できればよいのです。

そのためには車中泊や災害時には家庭の電源が使えない前提では大容量1台より充電時間の早い小型2台の方が合理的。

合計で800whのイメージ

300Dと500NEWの比較資料

項目300D500 NEW
バッテリー容量約288Wh約512Wh
定格出力(AC)300W500W
瞬間最大出力明示なし1000W
AC電源出力なし2口
USB-Cポートありあり
USB-Aポートありあり
シガーソケット/DC12V出力ありあり
充電方法ACなし / USB-Cケーブルのみ付属 要アダプター/ ソーラー別売 / 車載別売AC 付属/ ソーラー別売 / 車載別売
充電時間(AC)約2.75時間(USB-C併用で最速1.83h)約1.3時間(AC高速モード想定)
重量約2.5kg(非常に軽量)約5.7kg(500Whクラス最軽量)
寸法(mm)118×120×183311×205×157
バッテリー寿命(サイクル)約4000回約6000回
用途目安スマホ/PC/小型機器中容量家電・複数接続
300Dと500NEWの比較資料

私ならこう組み合わせる

キャラバンオーナーとしておすすめするなら

メイン機

300Whクラス

用途

  • スマホ
  • タブレット
  • DC12V扇風機
  • DC12Vケトル

つまりUSBやDC12Vが中心のもの

DC12Vで車中泊に使える便利機器についての記事はこちら

サブ機

500Whクラス

用途

  • 電気敷毛布
  • 車載冷蔵庫
  • トラベルクッカー
  • 炊飯器

AC100V機器や消費電力が高いもの

機器の選定も重要

この組み合わせなら、車中泊でも防災でも非常に使いやすいです。

実はDC12V機器との相性が最重要

前回の記事でもお伝えしましたが、本当に重要なのはポータブル電源の容量ではありません。

賢く使う手段としてDC12V機器を中心に運用すること。

例えば、

  • DC12V扇風機
  • DC12V炊飯器
  • DC12V冷蔵庫

なら変換ロスが少なく結果として同じ容量でも長持ちします。

直流12V機器もたくさんある

ジャックリー300DはDC12Vのみ対応で、そもそもAC100Vの出力は搭載されていません。

そのため、私も車中泊ではDC12V機器を多く取り揃えております。

いざという時に家庭用電源であるAC100Vが使用できるジャックリー500NEWを併用しています。

車内で家庭用100V電源が使える安心感

「安心感」で選ぶと失敗する

ポータブル電源選びでありがちなのが

「大きい方が安心そう」

という考えです。

しかし実際は、大容量モデルほど

  • 重い
  • 高い
  • 持ち出しにくい

という問題があります。

防災用品は

使わなければ意味がありません。

簡単に持ち出せない20kgより、ちょっと使いが可能で5kg前後のポータブル電源の方が結果的に使用頻度も多く役立ちます。

あなたに合ったポータブル電源を

そしてDC12V機器は、非常時にはクルマのACCシガーソケットでも使用できる点が最大のメリット。

もちろん専用の充電ケーブルを使えば充電も可能。

まとめ

個人の見解ですが車中泊も防災も小型2台が最適解といえます。

車中泊歴5年の私が出した結論はシンプル。

長期車中泊なら

大容量1台

防災なら

小型2台

両方を兼ねるなら

小型2台持ちが最適です。

そして最も重要なのは、ポータブル電源の容量競争ではなく、少ない電力で暮らせる仕組みを作ること。

ポータブル電源は車中泊だけでなく防災対策に

その視点を持つだけで、防災対策も車中泊も大きく変わります。

私はキャラバンでの車中泊を通じて、「電気をたくさん使う生活」よりも、「電気を賢く使う生活」の方が実は快適だと感じるようになりました。

災害はいつ起こるか分かりません。

だからこそ今のうちに、あなたに合ったポータブル電源とDC12V機器の組み合わせを考えてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んで下さりありがとうございます。

アウトドアや防災に活躍!【ポータブル電源】

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